東洋鍼灸院基本理念
当院は心と体を病み、困っている人々に対し奉仕の精神で接し、自己の持てる能力を最大限使い、用の足りる人物へ努力精進していくことにより社会的貢献を果たし結果として価値のある人生を作り上げることを設立の目的とします。
これは「いかに安心を与えるか」につきます。
長年この仕事をしていると、時には不適切な治療により患者を苦しめ、治すどころかむしろ悪くしているケースに遭遇します。これは体の中で何が起こっているかわからない故に起こることで、治療方針が立たないからです。
鍼灸学校を卒業して間もない頃、治療に行き詰まり人生の恩師である島田先生にご教導を仰いだときに、治療の根本をお教えいただきました。「相手の心の 力を引き出す」とても心に響いた答えでした。ではいかに引き出すか、「的確性」答えはこれだけでした。
このことをきっかけにして二十数年が経ち自分なりにつかんだ答えが、当院の院是である「親身・徹底・的確」です。本来でしたら「的確」だけでいいのでしょうが、なかなかそこにはたどり着きませんので、親身になり相手の話を伺い、徹底的に体を拝見していくなかで見えない物が見えてきて、やがては的確に治療できるということでこの順番にしました。
的確に治療すると患者さんは安心して色々中に抱えている問題を話してくださいます。まさに二十数年前にご指導いただいたことの実現です。 よって「的確に治療することにより相手に大いなる安心を与え結果として、相手の心の力を引き出す」これが基本理念です。
■商標登録しました
登録第6342031号
治療の流れについて
まずお電話にてご予約をお取り下さい |
0120-489-891(フリーダイヤル 予約白衣) 03-3474-5559(携帯から) 当院は予約制となっておりますので、突然お見えになられても治療できない場面があります。ご紹介等であれば「~さんからのご紹介で」とおっしゃってください。紹介制度で初回の治療費が割引になります。 |
簡単に症状をうかがいます |
各スタッフには得意分野がありますので、なるべく合う者を手配致します。 「鍼治療を受けたい」「腰痛が慢性だ」「緊急に治療してもらいたい」「O-リングテスト希望」等、皆様の状況をお聞かせ下さい。 |
スタッフと治療院について |
当院のスタッフは全員国家資格を持っています。 この免許は「3年以上、厚生大臣の認定した養成施設において解剖学、生理学病理学、衛生学、その他あんまマッサージ指圧師 、はり師、きゅう師となるのに必要な知識技能を修得した者であって、厚生大臣の 行う試験に合格した者に対して厚生大臣がこれを与える。」(あんまマッサージ指圧師 はり師、きゅう師等に関する法律より)で、開業届は品川保健センター衛生課に正式に提出しての営業です。 女性スタッフも在籍しています。 |
予約について |
「どれくらい前に予約を取ればいいのか」とよく質問を受けますが、土日は早めに予約が埋まるケースが多く、平日は比較的取りやすいと思います。 時間帯は午後は2~3人、夕方以降は4人で治療にあたっています。 |
鍼治療について |
当院では使い捨ての鍼を使っておりますので肝炎やHIV等の感染の心配は御座いません。特別な鍼で治療をご希望の場合はご相談下さい。 また治療後にだるさ等が出ることがありますが、ほとんどは好転反応で半日ほどでおさまります。1日以上続くようでしたら御連絡下さい。 |
テーピングについて |
状況によってはテーピングを使いますが、かゆみが出たら取って下さい。 つけっぱなしで皮膚炎を起こすことがありますので、注意が必要です。 |
院内治療の場合 |
当院の場所をインターネットやFax等でお知らせ致します。 |
出張治療の場合 |
ご住所と電話番号をお聞かせ下さい。近くに目印があればそれもお願い致します。 特に女性の場合一人暮らしで男性スタッフにお願いするのをためらわれるケースが御座いますが、当院は「紹介の出る治療家」の教育を徹底して行っておりますので、安心して治療が受けられます。 |
持ち物や服装に関して |
手ぶらで結構です。院内の場合はこちらでTシャツとズボンまたはパジャマを用意致します。ご自分のお気に入りがあればご持参いただいても結構です。 出張の場合はパジャマかTシャツをご用意下さい。Gパンや厚手の物は適しません。 特に女性の場合はスカートや補正下着などはふさわしくありません。動きやすい楽な物を着用下さい。身につけている金属類はすぐにはずせるようにしておいて下さい。 |
食事・飲酒に関して |
出来るだけ食前の方がいいと思います。状況によっては食後の薬の関係があるかと思いますので、ご相談下さい。 満腹でうつ伏せの治療は苦しいですし、お酒に酔っての鍼治療は血圧の関係であまり好ましくありません。 また鍼治療のあとはお酒の回りが良く、脈が速くなり注意が必要です。 |
よくあるお問い合わせ(FAQ)
お灸の火傷や熱さが心配
確かに昔の「弘法の灸」などは大きなやけどの跡が残りましたが、最近は色々な種類の灸が開発されています。施術者の考え方によって色々と使い分けますので、ご相談下さい。
つらいのに病院では病名がつかなかった
東洋医学は不定愁訴を得意としています。臓器を調べて何か異常が出るのは器質的疾患でこれは病気全体のほんの一部です。調べても異常がないのは神経系の症状などの機能的疾患が多く、体全体から問題の 本質にアプローチしないと難しいケースが多く、その症状のある臓器だけ見ても答えがありません。骨格のバランスや全体の血行の問題、免疫や隠れた原因探しなどあらゆる角度から体を調べます。
交通事故の取り扱い
扱っております。ただし患者様と損保会社との間で「鍼灸・マッサージ治療に関し て」の合意が必要です。その後で当院が治療方針や治療期間等を損保会社に説明させて頂いております。患者さん自身に経済的負担のかからないように、そして 安心して治療を納得いくまで受けられるように、気を配っております。詳細は御連絡下さい。
出血や感染が心配
当院では使い捨ての鍼を使用していますので、感染の心配はありません。出血に関しては時々皮下出血をします。顔に鍼をする場合は慎重にしていますが、ご事 情で出血が困る場合は先 におっしゃってください。また特殊な鍼を使う方にはそれなりの鍼をこちらで準備させていただき、本人専用としていますので大丈夫です。
妊娠中の治療
妊娠中は腎臓や腰に負担がかかります。足のむくみを治療したり、腰痛を緩解させたり、首肩のこりを和らげ熟睡できるようにしたり色々と治療できます。基本的には安定期に入った4ヶ月目あたりから始め るとよろしいでしょう。当然うつ伏せでの治療は出来ませんので、横向きで治療します。
治療の副作用
鍼灸・マッサージ・指圧は物理刺激ですので当然足らなければ効きませんし、強くやりすぎれば反応が出ます。その反応はよくだるくなると言い、治療した翌日の午後には消えるものですが、やはり適切な刺激でないと折角の痛みの治療でもいい結果を生みません。
治療の注意事項は
治療したあとはよくだるくなります。基本的に傷ですので治療直後の入浴は好ましくありません。また飲酒も避けた方がいいと思います。飲まれると普段より酔いが早く、ご自分でもびっくりされるほど酔いますので注意が必要です。これは治療により血行が良くなったために起こるもので一時的なものです。
生理中の治療
出血がひどい場合はあまり好ましくありませんが、通常の状態であればむしろ足の冷えなどをチェック出来ますので、絶好のチャンスとなります。担当に事前にご相談いただくかお電話にて確認してください。
鍼は痛くないですか
鍼の感覚は一種独特なもので、重く響くような感じで、通常の注射針を刺される感覚とは別の物です。鍼の太さは使う物にもよってですが、おおよそ髪の毛の太 さ ほどです。針先が松葉型といってなめらかなカーブを描いていて、メスのように鋭くありません。熟練した施術者ですとほとんど痛みを感じませんが、時々毛穴に入り痛みを感じることはありますが、小学生でも鍼治療を受けていますので心配ありません。しかし体質的にどうしても受けつけない方もいらっしゃいますので担当にご相談下さい。
長く通わないと効果ない?
ぎっくり腰などの急な腰痛は2~3回ほどで治療を心がけておりますし、坐骨神経痛なども統計的にはおおよそ8回ほどで症状が緩解します。また症状によって は毎日すこしずつでもいいから治療した方がい いケースと週に一度、定期的に治療した方がいいケースがあり一概に言えません。治療時間も徹底的に症状がなくなるまでした方がいいケースなど本人の筋肉の 質にもよります。ただ長い時間かけて悪くした場合は、治療をしていきますと色々と反応が出ますので、時間はかかると思います。