定年後の男性のバイト-犬の散歩業
以前から、男性が定年したらやることは、「家事」か「バイト」の2つしかないと言っている。「家事」は料理以外全て。買い物や食器洗い、掃除、洗濯すべてをやる。ご主人が定年後家にいて女性が1番腹立つのは、買い物を終えてさあこれから冷蔵庫に入れたり、肉や魚の処理をしなければと思っている時に、「お茶」と言われる事だ。これはカチンとくるらしい。テーブルの上には全てお茶が入れられるようになっているのに、「入れて欲…
以前から、男性が定年したらやることは、「家事」か「バイト」の2つしかないと言っている。「家事」は料理以外全て。買い物や食器洗い、掃除、洗濯すべてをやる。ご主人が定年後家にいて女性が1番腹立つのは、買い物を終えてさあこれから冷蔵庫に入れたり、肉や魚の処理をしなければと思っている時に、「お茶」と言われる事だ。これはカチンとくるらしい。テーブルの上には全てお茶が入れられるようになっているのに、「入れて欲…
常連さんが定年して右坐骨神経痛と足がつると訴えている。足がつるときに飲む漢方薬を飲んだがそんなに効かなかったという。身体を診たら典型的なスタマックラインで胃炎を起こしている。以前から胃の漢方薬など薦めていたが、効いていないようだ。腸の反応を調べたら動きが悪い。「定年してから自宅でゆっくりしっかり食事をしていませんか?今の時期は外にも出にくいから、一日中部屋の中でのんびりしているのではないですか。仕…
定年後の話は色々と書いている。 「定年すると治療は増える」「定年後の過食」「定年した男性が注意すべき事」 特に女性で、定年後時間を持て余し、食べ物のことしか考えなくなると必ず太る。仕事があれば色々と気を使うが、朝起きて、「何を食べようかしら。」昼近くには、「もっと美味しい物が食べたい。」夕飯時には、「今日はご褒美で特別に美味しい物を食べたい。」と食べ物のことしか考えていない。そういう人を何人も見て…
先日、定年した男性が注意すべき事で定年後食欲が出るという話をした。これは今まで男性特有かと思っていたら女性にも同じようなことが起こっているようだ。女性も仕事から開放され時間が出来るとまず、朝起きてどんな美味しいものを食べるかを考える。仕事をしていたときはただ急いで食べる事しか考えなかった方が、○○もいいし、△△も悪くない、たまには□□も食べてみたいと頭の中が美味しい食べ物で一杯になる。食事の時間も…
60代後半である男性が仕事を止めた。今まで忙しく動いてきて急に定年となるとすこし時間の使い方が難しい。この方には次のことを話した。 すこし時間が経って仕事を再開するにしても2年後が良い。これは「どんなに辛いことでも体は2年で回復」で書いたが、心身共にリフレッシュするのに2年が丁度いい時間という事がわかっている。 定年後は以前より頻繁に当院に通うようになる。これは、今までは忙しそうにしていたから何も…
これは何人も見てきて言えることだが、今まで仕事をしながら通院していた方が、定年したらもう治療はいらないと言う。 しかし現実は逆である。 まず人が、「あなた暇でしょう。」という目で見る。 実際は暇でなくても人はそう見る。 今まで仕事していた時は言えなかったことを突然言われる。 「この会の会計なんだけど、今まであなたは仕事をしていて言えなかったんだけど、引き受けてくれない?」 こう言われると断りにくい…
以前、画家の方から、「我々の仕事はどういうものだかわかりますか?」と聞かれ、答えられずにいたら、「情念を外に吐き出す」と教えて戴いて、この答えには唸ってしまった。確かに画家は長生きが多い。ちょっと調べてみたら、東山魁夷、横山大観、葛飾北斎、シャガール、ピカソ、ミロ、ミケランジェロ、モネ、ダリ、ドガ、ゴヤ、ルノワールと沢山いる。ではどうしてなのか、少し考えてみた。 好奇心が絶えず、観察力が凄い 右脳…
股関節症と脊柱管狭窄症で通っている常連さんが前回より、腰の調子が良い。何をしたのか話を聞くと、「山登りをやめたことと最近は階段とエレベーターがあると、必ずエレベーターを使うようにしている。前は意地でも階段だったが、今は変えた。ストレッチもしている。」と言う。ある程度の年齢になると特に男性は、「筋肉が衰えてしまうかもしれない」という恐怖心を持っている。これは男性特有である。何故女性はそう考えないかと…
【30代】体のこと別に気にしていない まず30代の方の特徴は10代・20代と何も体が変わっていないと感じていることです。確かにアフターファイブも元気だし、多少徹夜してもへこたれません。ゴルフだって絶好調、体のことを考える事はありません。しかし皆さんの体を診るとそんなことをいっていられるのは33才まで、そこから5年で一つの転機が来ます。私は「男の38才説」と言っているのですが、仕組みは次の通りです。…
【60代】花の60代、怖いものなし-自分のこと以外で忙しい 60代の方の特徴は「体は悪いが、だからどうした。」と思っている方が多いということです。50代は心と体の分離を受け入れられなくて悩みますが、60代になりますと特に女性は開き直りも出てきまして、「そんなこと言っても病気だから仕方がない。じたばたしても結果は同じ。だからドーンと行こう。」という感じで怖いものなしになってきます。女性に比べると少し…
これはITの社長に昔聞いた話したが、会社を上場するまでにトラック数台分の書類を作ったという。毎晩深夜まで作業をしながら、「心が削られる」とよく言っていた。その社長から「休むことを仕事とせよ」と教わり、その後多くの方に伝えてきた。その後会社が大きくなると問題が高度化・複雑化して、判断に困るようになった。外部との関わりも増え、判断基準を何処に置くかという話を聞いた。そんな時、「心が汚れる」と言っていた…
常連さんが、「定年後少し元気がなくなってきた。元気に生きる方法を教えて。」と言う。いくつかポイントがあるのでお話したい。 体重を20才の時に戻す-中年太りの方が多いので、糖尿病対策 胃腸を整える-胃腸が駄目になると途端に元気がなくなる、乳酸菌を摂る 口腔ケアをする-マウスピースや歯周病のチェック ウィルス対策をする-荏胡麻(エゴマ)などがお薦め 友人と遊ぶ-男性の場合は定年後は友達を作れない、しゃ…
これは以前、ある社長から聞いた話したが、「私が会社を興し、番頭を作り、会社が大きくなってきた。何も言わなくても番頭に完璧に任せ切るには40年かかった。30年だと少し足りない。」と言っていた。別の会社の番頭さんが、「先代から仕事を任される場合、30年経って、『ま、お前でいいか。』と言われたが、40年経ったら、『頼むぞ。』と言われた。」と言う。すごい話だが、色々な職種でこの話は聞く。二十歳で会社に入っ…
どの業界にも名人とか、名誉○○はいる。やはり名人級になると経験も豊富だし、知名度も高い。しかしその名人のそばにいる方に話を聞いてみると意外にも皆同じようなことを言う。「最近、先生はお年で患者の話をろくに聞かないで、持論ばかり展開して皆に同じ話ばかりしている。あれでは先生は疲れない。」こんな話がよく聞こえてくる。取り巻きの先生方の苦労は絶えないだろうが、この仕事、定年があるわけではないので患者が来れ…
仕事柄、40年ぐらい連れ添ったご夫婦の愚痴はよく聞く。 ご主人は、「昔は可愛かった。今は生意気。」 奥様は、「そばにいないで欲しい。定年後は家にいると思うと恐ろしい。」 とお互い言い分はあるのだろうが最近、「妻の病気の9割は夫がつくる」「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略」「いつまでたっても更年期が終わらない…… 奥さん、それは「夫源病」ですね。…
最近は、「人生100年」という言葉をよく聞く。 以前は、「人生50年」だったから大変な変わりようである。 60才ぐらいで定年してその後40年、どうやって生きたらいいのだろうか。 経済的な計画も狂ってしまう。 仕事柄、生涯現役の方や余生を楽しんでいる方など色々と診るが、いつも感じるのは「少し足らないぐらいで丁度良い。」ということだ。 現役の方ならいつも仕事で何かを追いかけていて、満足するということは…
減量や定年後太る話などをよく書いていると、「結局、美食を止める話ですね。」と必ず言われる。粗食は勧めているが不味い物を食べろと言っているわけではない。そんな時勧めているのが、「和食に凝る」である。どういうことかというと例えば「お茶」、家内の実家が静岡なので美味しいお茶をいつも頂く。「川根」というのが高いけど美味しいらしい。以前お茶のことを全く知らない私が飲み比べをして、こんなにも高いお茶は違うのか…
患者さんで別荘を持っている方は多い。ハワイ、オーストラリア、軽井沢、熱海、蓼科と大体店番の所である。仕事が現役の50代、60代に買って外国なら夏休みや正月、ゴールデンウィークに必ず行く。現地で日本人と仲良くなると、「今度のお正月はまた会いましょう。」となる。しかし定年後長期間行くようになると、相手の仕事の都合など日程が合わなくなり、現役の時みたいには顔が合わなくなる。寂しい思いをしながら、段々今度…
常連さんの奥様さんが、最近ご主人の顔のイボが突然で出したという。皮膚科で治療しているのだが、どうして突然出るのかという話になった。「それは鼻か、腸が悪いと言うことです。あとは腫瘍体質。おできが出来やすいか、顔のイボはウィルス性ですから免疫が下がっている。あとご主人の年齢も関係あると想います。男が50代半ばになると、定年が見え生きる希望がなくなってくる。生きる活力不足で顔に湿疹などが出来やすくなる。…
仕事柄、還暦を越えた女性は多い。 特に65才を超えるとご主人の仕事もなくなり、出てくる言葉は老後のことばかりである。 「主人があと15年生きたとして、その後は○○をしよう。」 「主人を送ればこの家に住む必要はないから、実家に戻ろう。」 なぜか話の前提がご主人が亡くなってからである。 同じ内容のことを言う方があまりに多いので、この年代の女性はそこが最大の関心事なのだろうと推測がつく。 すごい方になる…