肩最重要

肩を楽にする方法

薬剤の専門家が、「肩をまとめて楽にする方法はない?鍼灸はピンポイントだし、マッサージ以外の方法で。」と聞いてきた。「基本的に我々の治療は刺激療法です。だから『どんな刺激』を『どれだけ』がポイントです。まとめて楽にするのにミオナール(筋弛緩剤)を毎回使うのも嫌だし、ピンポイントでなければカッサ療法と言って皮膚を擦る治療はあります。少しミミズ腫れを起こしてそこを修復する際に、肩こりも良くなってしまうと…

胸骨のゆがみ

肩や首の治療をしているとなかなか良くならない方の中に、胸骨のゆがみを見つけることがある。胸骨とは胸の前面の骨で肋骨と少し不安定な関節を形成していて、ちょっとのことでゆがみやすい構造をしている。そこに肋間神経がかかわっているものだから、ゆがむと鋭い痛みを出す。少し触っただけでも飛び上がるほどである。治療法はすこし叩く程度で改善するのだが、こじらせると咳が長引いたり、手のシビレが良くならなかったりと深…

肩の痛みと歯の関係

The Bi-Digital O-Ring Testの学会に出ていると、歯がいかに全身に影響しているかの講義はよく聞く。先日も1本の歯を抜いただけで脳の血流が良くなったり、腰が楽になったりしている映像を見た。今、五十肩で通っている方の中に中々改善しない方がいる。この講義を聞いてすぐにその人の顔が浮かび、今日実験した見たら大当たり。この方は右五十肩なのだが、歯を調べたら右の上の歯の1本が明らかに肩と…

なぜ肩はこるのですか?

眩暈(めまい)で通っている方から、中々ストレートな質問である。この方は眩暈(めまい)の治療のために「Bスポット療法」「乳酸菌」「荏胡麻」「発汗」「利尿剤」「マウスピース」と色々やっている。本人は中々各々の治療と眩暈(めまい)がどういう関係か理解していない。肩こりも同じで肩を治すために色々と手を尽くす。そこで例え話をした。「肩は単独で悪くなることはあまりありません。○○で肩がこるのです。胃や心臓、冷…

右手を使っているのに左の肩甲骨が悪い場合

本来は右腕を使えばその影響で右の肩甲骨の周辺が硬くなります。しかし反対側に反応が出ている方も時々います。理由はいくつかありますが、下記を疑います。 歯の噛み合わせに問題 胃腸障害 心臓の反応 古傷 背骨の問題 首のゆがみ 以上のような原因があると、右腕を使う方でも左肩甲骨に反応が出ます。一つずつ当たっていけば原因は掴めます。

肩関節の分回し運動について

五十肩や肩関節周囲炎の方は多い。急性期にレントゲンを撮って石灰化や腱板炎ならステロイドが効くが、後遺症で来る方も多い。そんな時に「分回し運動-ぶんまわしうんどう」を勧めている。すごい名前だが専門家の間では皆わかる。自分の肩関節を肘を曲げずにぶんぶん回すだけなのだが、これが効果覿面である。時間的には数十秒なのだが、やり終えると顔が真っ赤になる。顔にそれだけ血が行くということは、肩にも自然に血がいく構…

肩の前面の痛みに関して

少し専門的な話をします。五十肩や肩の痛みの場合は肩関節の前面に痛みがよく出ます。我々から診ると筋肉が硬かったり、靱帯が伸びなかったりなので、問題のあるところに鍼を打ったりするのですが、神経ブロックの先生から診ると神経の通り道に打ちたいわけです。筋膜リリースの先生からすると筋膜に問題のあるところに打ちたいわけです。各々専門的な立場から狙いたいところが微妙にずれます。以前、五十肩で肩が動かない方に神経…

肩の痛み止めを飲んで肩が悪くなった話

最近、五十肩が多い。私も経験したが痛みが強いので、夜間に鎮痛剤を飲みたい気持ちは分かる。ある方が鎮痛剤を飲むと何となく足に力が入らなくなり、結局肩に力を入れなくてはならなくなり、あまり楽になっていないという。話を聞くとどうも鎮痛剤を飲んだあとは便秘になるという。この方は普段は快便なので便秘によって腹筋力低下でと腰に負担がかかり、足が踏ん張れなくなるのであろ。五十肩の時は知らぬ間に足に力が入っている…

肩甲骨詳細図

肩甲骨の周辺には部位別に色々な反応点が出る。図を参考にして戴きたいのだが、肩甲骨の真ん中には腕の使いすぎなどで「腕のこり」が出る。これは非常にわかりやすい。触っただけでわかる。次にその少し下は「心臓の反応」である。これは左しか出ない。大きさはおおよそ500円玉ぐらい。別名「ヤダモン君」とも言っている。次に首の背骨の際は「寝違い」である。首を前に倒す時に支えている。何層にもなっていて、ここがやられる…

五十肩で鍼を打つ時、打たない時

以前、右五十肩をやったご婦人が今回は左五十肩だという。右をやった後よく反対側に出るので、これは珍しいことではない。前回、鍼がよく効いたので、今回の左五十肩にも鍼を打ってくれと言う。しかし今回は鍼を打たずに治療が終わってしまった。「どうして使わないのか?」と聞かれたので、「右肩の時は周りの筋肉の環境がよく鍼が効くことが打つ前にわかった。しかし今回の左肩は周辺の筋肉の環境が良くなく、鍼は前回ほど効かな…

少年野球の肩

親が野球に熱心で子供にプロのコーチをつけ、将来はプロを目指しているご家庭はよくある。時々治療を頼まれるが、どのケースも一筋縄ではいかない。治療は小学生から高校生ぐらいのピッチャーが殆どだが、何回もこちらが冷汗をかいている。肩を酷使していることはわかるが、簡単に治療して治まるケースなどほとんどない。今まで1番酷いケースで医者でステロイドの注射を打ってもらい効かず、肩だけの治療で90分やってようやく治…

筋膜リリースについて

数ヶ月前にNHKの「ためしてガッテン」で筋膜リリースの話しが出た。 「がんこな肩コリ」の原因は、筋肉を覆う「筋膜」にできた「シワ」だった。 筋膜にシワがあると、せっかくほぐした筋肉も、シワに引っ張られるように収縮して再びコリをつくってしまうという。 超音波診断装置を使って筋膜のしわ(癒着している部分)を目視し 生理食塩水を注入することで、癒着をはがして、肩コリを治療する。 私自身、キネシオテーピン…

大変な仕事の前に肩甲骨のストレッチ

以前からストレスなどで心臓に負担がかかり、背中のこりのことを「ヤダモン君」と言って来た。大変な仕事が続くと左肩甲骨の内側で下のところが硬くなる。心臓の反応点である。我々触るとすぐにわかり、「何かストレスがかかっていますね。嫌な仕事でしょう。」とすぐに言ってしまう。筋肉の質が良く、ライオンタイプ方だと自力回復するために、そんな時は腕を回したり、動かしたりしたい要求が起こるが、これは肩甲骨周辺の筋肉を…

長引く痛みにはモヤモヤ血管がある

常連さんから気になる本があるので、読んで感想を聞かせて欲しいという。 「長引く痛みの原因は、血管が9割」 奥野祐次先生 ワニブックス タイトルからして唸る内容なので一気に読んでしまった。 奥野先生はカテーテルでがんを治療をする専門医だった。 がん細胞は正常細胞より多くの栄養を必要としているので、血管を作ってしまう。 その血管に小さいサイズの粒子を入れ塞ぐことで、がん細胞を兵糧攻めにする治療が専門で…

肩と腰を揉まない治療

最近、治療しながら殆ど肩と腰を揉まないやり方に変わってきたと感じた。 以前から腰痛にして、腰に原因がないと言い続けてきたが、益々その傾向が強くなってきた。 最近一番治療しているのは、「頭皮」「首のゆがみ」「お腹」「腕」「ふくらはぎ」である。 結局、身体の末端とお腹しかいじっていない。 理由の一つにパソコン病や鬱病、坐骨神経痛、アトピー性皮膚炎など一昔前には少なかったが、最近はそういう人達ばかりであ…

まぶたと肩こり

なかなか治らない肩こりの原因の一つにまぶたの筋肉の問題があります。腱膜性眼瞼下垂症と言って加齢や化粧、コンタクトや眼の擦りすぎなどで、まぶたの板とまぶたを挙げる筋肉をつないでいるすじが、瞼板からはずれてゆるんでしまうことによって起こります。結果、眼瞼下垂になります。これを補うために、眼瞼挙筋に付随しているミュラー筋という小さな筋肉を収縮させてまぶたを開けます。ミュラー筋は交感神経支配で緊張すると頭…

五十肩(四十肩)

必ず治る 五十肩などは殆ど後遺症が残らないので、我々は安心して治療できる。治療しなくても五十肩は必ず治る。我々が治療すれば早く綺麗に治るというだけだ。治り 方も段々良くなるのではなく、ある日突然劇的に治る。まるで階段を上るがごとくだ。前に進んでいても上り坂を上がる感じではない。治療と症状が比例せず、 焦る方もいるが突然良くなるケースは多い。殆どの方は嘘みたいというが、治療効果というのはそういうもの…