生きてるだけでボロ儲け

印刷する

さんまさんではないが、「生きてるだけでボロ儲け」は名言である。ある先生が、「最近幸福感がない。」とぼやいた。確かに難しい仕事なので常に問題を抱え、大変なのはわかるが少し視点を変えると違うものが見えてくる。「では先生聞きますが、朝に目が覚めるのは普通ではありませんよ。脳や心臓の血管の病気や寿命を宣告された方、高齢の方などは目が開くかなぁと思って毎日生きています。その後ベッドから起き上がれない方も多いです。手足が不自由ならその後歯も磨けません。胃腸が悪い方は朝ご飯を食べられません。腰が悪ければ出勤できません。鬱病が続けば仕事になりませんから、行く職場がありません。目や耳が不自由なら、テレビやラジオ、インターネット見れません。難しい資格に挑戦して受からない方は大勢いますし、結婚にご縁のない方、子宝に恵まれない方、両親のいない方、天涯孤独な方、経済的に大変な方、挙げたらキリがありませんが、全て当たり前ではありません。こういう仕事をしていると朝目が覚めて本当に良かった、歯が磨ける、ご飯が食べられる、トイレで用が足せる、歩ける、着替えられる、テレビが観られる、階段が上れる、坐っても立てる、仕事がありそして出来る、夕ご飯が食べられる、お酒を飲める、お風呂に入れる、夜寝られる・・・・・。仕事柄そういうことができない方を治療しています。先生はどうですか?」「・・・・・・・。全部満たされている。幸福なのね。きっと・・・・・。」「とても恵まれていると思いますよ。」本当に生きてるだけでボロ儲けである。

 

 

2016年8月28日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中