頚椎椎間板ヘルニアについて

印刷する

肩と胸が痛く、手に力が入らないという方が来た。初診時は悪い方の右手の握力を測ったら5kg。これは何を意味するかと言うと、握力が7kgを切ると茶碗を落としたり字が書けない。5kgでは殆ど仕事にならない。その後、病院で詳しく調べてもらったら頚椎椎間板ヘルニアだという。そして医者に手術を勧められ、どうしようか判断に困っているので来たという。また握力を測ったら、7.5kg。何ともギリギリセーフである。たった2.5kgしか違わないが、これは日常生活では大きな違いである。7.5kgあれば茶碗は持てるし、何とか手も使える。今まで出来ないことが出来るようになっている。特に何をしたわけではないが自然に自力回復している。その期間が1ヶ月ぐらいだから、手術をしなくてもいい可能性の話をした。まずは手の使いすぎはダメである。右手が悪いので、パソコンは左マウスに変えてもらう。そして少しでも使いすぎたら、必ず湿布。そして乳酸菌と荏胡麻を摂ること。2週間に一度は右手を使わない分、左に負担がかかるのでその治療をすること。右手をなるべく心臓より高い位置に置いておくこと。それで3ヶ月様子を見て、握力が12kgになれば手術は避けられるという話をした。そして風邪を引いて一気に悪化することもあるので、注意して下さいと付け加えた。The Bi-Digital O-Ring Testを使い、患部のアセチルコリンを測ったら、300μg(500μg以下は機能障害が出る)だった。乳酸菌と荏胡麻で測ったら、1000μgぐらいまで上がったので、治癒する可能性が高いと判断した。経過を詳細に診ていかないといけないが、患者は何をすれば良くなり、何をしてはいけないのかを知らない。経過が楽しみである。

無題1

2016年4月11日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中