前回、治療の腹芸の所で書いた五十肩の患者さんが注射を打ってきた。効果は予想通りで痛みはもう半分以下になったという。肩のあるところ(結節間溝)の治療は鍼ではうまくいかず、注射の方が遙かに優れている。全て予定通りだったが、その後すぐに腰が突然痛くなったという。その話を聞いて、「腰の痛みは1.5日続いたでしょう。そして痛みが出る前より楽になったでしょう。そして今は治っているでしょう。」と聞いたら、「全くその通りで、1.5日続いて今は何ともないです。」と言う。これも予想通りである。肩の痛みを取るために打った注射のおかげで他の痛みも反応しだし、身体の中にいられなくなってしまったのである。中から悪い物が出てくる感じである。グラフに書くと図のような感じである。1箇所の痛みを取るとそれがどれだけ身体に良い影響があるかわからない。痛みの感受性というような説明をしますが、一気に治ろうとするのです。逆に痛みを抱えていると、他の場所も治ろうとしないのです。丁度汚れた部屋でゴミを何処に捨てても気になりませんが、綺麗な部屋だとゴミ一つ捨てにくいのと似ています。だから痛みは我慢してはいけないのです。当院では我慢弱い人間を作ろうとしています。
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