日舞の方がいつもより身体が硬い。少し無理したのか聞いてみたら、いつもと変わらないという。治療しながら鼻を押さえているので、聞いたら花粉症で鼻と目がダメだという。薬は飲んでいるが中々治まらないという。こういう風に身体に炎症がある時は同じことをしても筋肉痛が酷くなる。普段より3-4割は酷くなってしまう。真面目な方だと花粉症があっても稽古をちゃんとこなすだろうが、我々から見るとこういう時の運動量は普段の1/2でいいと思う。あまり馬鹿正直にやってしまうと、後で筋肉痛を取るのが大変になってしまう。先日「生理と感染の時は別人」の話も書いたが、同じ理屈である。人生千変万化自由自在がいい。水中のアシのように川の流れが速ければ速いなりに、遅ければ遅いなりに変化に対応する方がいい。そして花粉症が終わればいつもの通りでいい。だからこの季節に発表会があると苦労するのではないだろうか。2月に終わらせるか、ヒノキが飛ばなくなってからがいい。
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