先日たまたま見ていたNHKでAIを駆使して健康寿命を延ばす解析をしていた。
そのために下記の3つが大事だという。
1.運動よりも食事よりも読書(本や雑誌を読む)が大事
2.子供と暮らすな!一人で暮らせ!
3.ぴんぴんころり 泥棒を捕まえろ
1に関しては山梨県のデータが出ていて、運動とかは最下位、図書館1位という。そして図書館が近くにある人は要介護が低いとデータがあるという。心が動くと身体が動くということだ。
2に関しては子供と同居するほうが、ストレスを感じやすく、やってもらう意識になるという。
3に関しては最晩年の10年までの時系列を分析すると、「ぴんぴんころりルート」と「ねんねんころり(不健康)ルート」に分けられ、「治安がいいところがぴんぴんころり」という論文もある。また治安が悪いほうが心臓病多い。格差が大きいと治安が悪くなる。みんなが公平で暮らしていることが大事。
大体そんな内容だったが、今後もAIを使い、普段気がつかない病気との関係があぶり出されてくると思う。
特にこの中で「本や雑誌を読む」や「治安」との関係は新鮮だった。
自宅近くに品川図書館があるが、家内が時々利用していて、「中高年の方でいつも一杯。元気な人が多い。」と言っていたのを思いだした。「治安」に関しても以前常連さんがジャカルタに赴任して、政治的に安定していない時だったので、いつも心臓の裏にヤダモン君が取れなかったことを思い出した。そして治安のいい別荘地などではよく散歩している夫婦を見かける。皆元気そうに見える。
AIに教えてもらえばなるほどという内容である。
やがては日常生活にAIが入り込み、「満員電車であなたは疲れているから、出勤前に図書館に30分寄り道をしなさい。」と携帯に言われる時代がもう目の前まで来ている。