外周を疑う

例えば肩が痛くてそこを治療してもうまく行かない場合、周りが何か影響しているかをみます。具体的には腕や背中、首と取り巻きを診るわけです。しかしそれでも良くならないとなると外周を診ます。頭や腰、股関節、足首を疑うわけです。例え話をすれば子供が不良になった場合、本人に原因がなく周りからの影響とわかった場合、まず友達や親兄弟を疑いますが、そこに原因がなければ祖父祖母、親戚、家の周りの方などとなるわけです。長年仕事をしているとこんな所が原因という場面によく遭遇しますが、あまり固定概念を持たずに診る法が成績がいいです。この肩こりは心臓に違いないという見方より、何処が原因だかわからないから注意深く診ようという見方の法がいいです。経験上ある程度は絞り込めますが、いつもここではないかもしれないという見方をしないと失敗をします。初心に返り、平らな心で診ることがコツのように思います。

image_print印刷する