腰痛の常連さんが中々お尻の違和感が取れなくて通っている。今日久しぶりに診たら少し顔が痩せている。どうしたのか聞いたら、「胃潰瘍をやり少し食べられず痩せた。良い機会なので糖質制限もやって6kg落ちた。養命酒も効いていると思う。」と言う。こういう時はチャンスでこの方はお尻の違和感を取ろうとして按腹をやろうとしたが、痛がって出来なかった。減量により腰周辺の筋肉も柔らかくなっているので、一気に治癒まで持っていきたい。長年の経験で太った方の腰痛治療は難しいときがある。しかしこういう減量のタイミングをみて少しずつ治療するのではなく、一気にたたみ込むのが治療のコツである。そのためには我々の鍼灸だけでなく、神経ブロックなども併用して完治まで手を抜かない作戦がうまくいく。こちらはいつもそういうチャンスを狙っている。
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