明確に身体が反応する「生ビール、焼肉、赤ワイン」

以前が学会で、「外食で一番悪いのは生ビールと焼肉、一番いいのは焼酎と青みの魚。」と教わった。ある常連さんが最近足が痛みどうも運動と痛みが連動しているのではなく、食生活と連動しているようだという。何を食べると痛むのか聞いたら、「生ビール、焼肉、赤ワイン」と言う。どうしても人と食事となると肉は増えるし、ビール・ワインもすすむ。気持ちは分かるが私自身ビールは好きなのだが、やはり毎日飲んでいると内科の先生から、「血液データこんなになっていますよ。」と指摘をされる。ある程度の年配の方からは、「昔は赤ワインのフルボディが好きで1本はあけたが、年をとると赤ワインは体力的にきつい。飲むと体力を奪われるので最近は飲めなくなってしまった。」とよく聞く。そういう意味ではウィスキーや焼酎は身体に優しい。糖尿病で日本酒は禁止されるが、ウィスキーや焼酎は程々にと言われる。身体に対して内なる目をもつと、食べた物でこんなにも身体の反応が違うのかを感じる。美味しいものを、必ずしも身体が喜ぶわけではない。そういう場合の基準はただ一つ、「腸が喜んでいるかどうか」である。腸の反応はすぐに腰や太腿の裏に出るから、食べた後お腹や腰・脚が楽なら大丈夫である。決して脳の満足が基準ではない。

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