常連さんが、「乳酸菌をいつも水で飲んでいます。」と言った。我々からしてみると唾液と混ぜて飴のように口の中で舐めて溶かすようにして戴くと効果が高い。まず口の中で溶かせば口腔内粘膜からの吸収で早い。ゴクンと飲んでしまうと胃にいって分解され、小腸で吸収、肝臓から心臓に行ってようやく全身を回る。そして唾液というのはとても多くの効用がある。抗菌作用に胃腸の運動促進、粘膜保護や発生、歯周病予防や若返りの作用もある。これを使わない手はない。少し余談になるが、ある双子の男性が片方は若い女性と結婚した。その双子が年を取り、見た目が親子ほど違うという。これはキスで唾液の中のホルモンが作用したものと思われる。以前、病院勤務時代に人工唾液で苦労していた方を診たが、よく噛むことや薬の飲み方一つで大事な唾液を使わない手はない。
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