徹夜のコツ

若い20-30代なら多少の徹夜も大丈夫だろうが、40代を越えるとかなりきついものがある。仕事でどうしても徹夜しなければいけない方に少しコツをお話したい。それは「食べないこと。」である。徹夜で何かするときに本来神経が休んでいるはずの時間に、働かせているわけだから、当然興奮する。自律神経で言えば交感神経優位になる。こうなると胃腸は動かない。そんなところに食事をしたら、どれだけ腸が嫌がるかわからない。殆ど消化などしない。食べなければエネルギーを他に使える。徹夜の仕事でも例え1.5時間でもいいから寝られると、身体は全く違う。睡眠は本来1.5時間周期なので何処かで寝られれば、身体は「短かったけど寝た。」となり、後の足らないものを昼寝などで補えば良い。しかし全く寝ないとなると身体は、「今日は寝ないのね。それならこっちにも考えがある。」となってしまう。こんな時こそ、身体君の気持ちを大切にしなければならない。若い時みたいに根性論は通用しない。相手の状況を理解しながら嫌がることは避けるが、しかしこちらも最低限のことは通す。こんな駆け引きの中で徹夜は成立する。

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