喧嘩したら食べるな

常連さんがいつもよりきつい腰痛を訴えている。調べてみると腸が全く動いていない。そんなによくあることではないので話を聞いたら、ご主人と喧嘩をしたり、それ以外にも色々と大変なことがあったという。こんな時は交感神経優位になっているので、胃腸が動かない。だから食べてはいけないのだが、この方は逆で相当食べてなんとか気を紛らわそうとしたという。よく女性がストレス解消でやるパターンである。しかし身体が受け付けない。胃腸が動いていないときに腸に仕事を与えるので、腸は相当嫌がる。次に本人に気がついてもらおうと腰痛を出す。それも強烈に。お腹の調子が悪ければ足に血が行かないから、余計に腰痛を強く感じる。この仕組みが分かれば、「喧嘩したら食べるな」と言いたい。身体が緊張状態の時は食欲がおこらないので、腸に仕事をさせなければ今回のような腰痛は起こらなかった。

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