長年仕事をしていると、社内で部署が変わっただけで鬱病になる人がいる。ある営業が得意な女性は、お客様相手に販売するのが大好きで全国を飛び回っていた。成績が上がり部下も増え、ある時会社から、「代理店の責任者をやってくれ」と言われ、引き受けたものの、仕事の内容が事務処理ばかり。全くお客さんと触れなくなり、鬱病になってしまった。話を聞きながら、「あなた元の仕事に戻りなさい。そうすれば治るから。」という話をした。学校の教頭先生も、生徒に教えて喜ぶ顔を見るのが楽しくて教師になったのに、教頭になった途端、教育委員会に気を使う事務処理ばかりで、始めは頑張ってこなしていたが、やはり鬱病になってしまった。治療をしながら、「鬱病が治ったら、どんな学校でもいいから生徒に触れる仕事にしないとね。」という話をした。昨日来た方も現場の人間なのに、少し企画をやってくれと言われたという。今まで現場を離れて鬱病になった方の話をしながら、「鬱病になると『鼻-EAT(Bスポット療法)』『歯-マウスピース』『腸-乳酸菌など』の治療をします。後は腕の治療。鬱病になってこういう治療が効くのだから、予防でやったことはないが、おそらく効くと思う。世間に、『鬱病になりそうだから、鼻をいじって、マウスピースと乳酸菌、腕を揉んでいます』と言っても通用しないだろうが、やる価値はあるはず。」と言ったら、「ちょっとやってみます。」と言っていた。
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