これは田舎でよくあったのだが、近所のおばさんが人の話を聞きながら、「まぁ、それは大変ね」と言う人と、「まぁーーーーーーーーーーーーーー、それは大変ね」とやたらに「ま」が長い人がいた。話した側も「ま」が長いと、「そんなに心配して戴いて」と悪い気はしない。本当に心配している方はわからないが、女性は時々これを使う。これは私から見ると、そういう方は「人間として強者」と感じてしまう。「ま」の長さと心配の程度は基本的に関連はないとは思うが、共感のレベルに違いを感じるのであろう。特に女性の場合、共感は大事な要素だから、「わかる」とか、「そうそう、そうだよね」は反射的に出てくる。我々の仕事の場合もがんの患者が来て、「はい、抗がん剤ね」と言ったら、「この先生はちょっと・・・」となってしまう。私は苦手だが、そんな時もまず、「ま」を長くすると、「この先生は話がわかっている」となるのではないだろうか。この「ま」の長い人を聞く度に、こんな所にも生きる知恵があると感じている。
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