以前からストレスは身体の末端に出ると言っている。若い方が仕事で疲れ、酒を飲んだ後よくバッティングセンターに行っているが、実はこれは理にかなっている。ストレスで末端の腕は硬くなるが自覚が出ない。この腕のこりはストレスが解消されない限り良くならないが、腕に筋肉痛が起こってしまうと、身体は筋肉痛を治すために腕に血を送り、すぐに回復させようとする。その時にストレスによる腕のこりまで治してしまう。怪我の功名のような話だが事実である。それはバッティングに限らず、ゴルフやテニスでもいい。腕に筋肉痛を起こせば良いのである。カッサ療法といって、わざと皮膚を擦り、ミミズ腫れをおこし血流を上げる治療法があるが考え方は同じである。人はストレス解消のために、何となくやってしまうことは多いが、実は理にかなっている事が沢山ある。
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