鼻炎の反応点

以前から、鼻炎特にEAT(Bスポット療法)の話は書き続けた。難病治療のコツは鼻だと思っている。最近あるセミナーで、「首の後ろに鼻炎でよく反応するツボがある」と聞き、それ以来患者を注意深く調べたら、確かに反応する点が存在する。我々鍼灸師にとっては「風池 ふうち」というよく使うツボだが、最近では触っただけで、「あなた、鼻炎あるでしょう」と言えるぐらいツボの反応の仕方がわかってきた。実はこの事は大きい。初診で問診時には話が出なくも、首を触っただけで、「鼻炎あるでしょう」と指摘すれば、「はい確かに、アレルギー性鼻炎や花粉症はあります。しかし今は自覚がないので言わなかったのですが・・・」「鼻炎といっても上咽頭炎で、自覚は出ません。専門医に診てもらえば、上咽頭炎はあると思いますよ。」と指摘をして、専門医で診てもらった後はほぼ間違いなく指摘される。こういう事が何例も続くと、首を触っただけで、間違いないと思ってしまう。今の季節、アレルギー性鼻炎など発症する人は多いので、1度専門医の受診をお勧めする。

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