足の痛みで通っている患者がいる。足の専門病院を数ヶ所訪ねたが治癒しない。当院で新潟にいる日本で指折りの足の専門家を紹介したが、完治まで行かない。ではこう言う場合に何が大切かというと、「先入観を持たずにフラットにものを見る」ことである。どういうことかというと、我々がそこそこの年数仕事をしていて、「この患者は○○をやれば治る」とか、「これならあの漢方が効くはず」とか、「テーピングで良くならないわけがない」と言った先入観が患者の治癒から遠ざけてしまう。かえって経験のない先生が、「何が悪いかわからないから全てゼロベースで調べてみよう」と言って、調べると案外簡単に答えが出せる。ベテランの経験値と先入観が災いしてしまうケースがよくある。そんな経験を何度かしているので、難しい患者には一切の先入観を持たず、白紙でものを見る事が何より大切である。おそらくこれは何の世界でもあてはまると思うが、新人が何か快挙を成し遂げた場合、「いや、わからないから全部やってみました」というのと同じ事だと思う。それくらい慣れてくると色眼鏡でものを見てしまう。ここが実は落とし穴なのである。このことは毎回自分自身で戒めてはいるが、やはり経験と先入観で結果を出してしまう方が楽なのは事実である。今総理が辞任し、政治に混乱が起きているが、こんな時もゼロベースでフラット(国民にとって幸福とは・・・)にものを見て頂きたいと思ってしまう。
メルマガ購読(10日に一度配信)
最近の投稿
アクセスマップ
訪問者数
- 762今日:
- 951166総計:
- 2489月別:

