親の地元の物を食べると元気になる話
東京で開業していると生まれも育ちも東京という方は多い。長年乳酸菌を投与している方の中には慣れてしまい、効果がわからなくなってしまっている方もいる。そういう場合、田舎出身であれば子供の頃に食べた物の中に身体を元気にしてくれる物が多いのだが、東京出身の場合はその親の出身地の物を勧めている。自分が父親か母親どちらに似ているかで、似ている親の地元の物を食べてみる。例えば自分が母親似で母親が秋田出身なら、母…
東京で開業していると生まれも育ちも東京という方は多い。長年乳酸菌を投与している方の中には慣れてしまい、効果がわからなくなってしまっている方もいる。そういう場合、田舎出身であれば子供の頃に食べた物の中に身体を元気にしてくれる物が多いのだが、東京出身の場合はその親の出身地の物を勧めている。自分が父親か母親どちらに似ているかで、似ている親の地元の物を食べてみる。例えば自分が母親似で母親が秋田出身なら、母…
前回、がんは粘膜の問題と書いたが、もう少しわかりやすく説明して欲しいとの問いがあったので説明します。我々から見ると筋トレは家で例えれば壁を鍛えているようなものである。見た目はバリバリでいかにも丈夫そうに見える。多少の台風にはびくともしない感じである。しかし屋根が少し雨漏りする。いくら壁を鍛えても、屋根をいじらない限り雨は漏る。粘膜を鍛えるというのは屋根を万全にすることに似ている。壁はそのままでも、…
当院の患者さんでメルマガの購読者から、「私の親友で胆嚢がんで手術不可能な方がいる。お酒は飲むが、筋トレをかかさず、マラソンが趣味なのに・・・」と言う。しかし私から診たら、がんは粘膜の病気なので、筋肉をいくら鍛えてもがん予防にはならない。心臓を鍛えるぐらいである。スポーツ選手でもがんになっている。大事なのは粘膜を鍛えることである。だからEAT(Bスポット療法)、歯周病、腸の治療が効果を上げてくる。こ…
前回、治療の腹芸の所で書いた五十肩の患者さんが注射を打ってきた。効果は予想通りで痛みはもう半分以下になったという。肩のあるところ(結節間溝)の治療は鍼ではうまくいかず、注射の方が遙かに優れている。全て予定通りだったが、その後すぐに腰が突然痛くなったという。その話を聞いて、「腰の痛みは1.5日続いたでしょう。そして痛みが出る前より楽になったでしょう。そして今は治っているでしょう。」と聞いたら、「全く…
北海道マラソンに出て完走した方が、その後から腰や足の調子が悪いという。話を聞くと、マラソンの後、暴飲暴食をして胃をこわしたという。それから何となく調子が悪いのを工夫して筋トレしたが、全然良くならないので来たという。以下はその方の身体の所見である。 スタマックラインに強い反応 お尻の胃炎と左右差の点にのみ反応(坐骨神経痛の反応なし) ハムストリングに強い反応 按腹でお腹を触ったらガチガチ 左腰痛-腸…
これだけ飛行機の発達で世界が狭くなると、時差ぼけを訴えてくる方は多い。皆さんの訴え一番多いのが、帰国してからが辛いと言う。アメリカでもヨーロッパでも現地にいる時はいいのだが、夕方ぐらいに成田に着いて午後8時ぐらいに寝てしまうと、夜中に目が覚めてしまう。アメリカでは丁度活動時間だったから、それから全く眠れなくなってしまう。お酒でも飲んで調整が出来れば良いが、飲めない方は困る。私自身も経験があるが、そ…
以前、治療効果は階段的変化で書いたが、人の身体が変わるときは良くなるときも悪くなるときも、上り坂や下り坂のような変化ではない。階段的変化である。これは以前、ある社長から教えて戴いた。いくら努力しても変化しないときがある。しかし努力を止めてしまうと成長しない。努力を続けていくとある瞬間にジャンプするという。まるで階段を上るようだという。だから頑張って成長していないように見えても、次のジャンプを目指し…
今何人か、側弯症の方が通っている。我々が治療したところで背骨が真っ直ぐになるわけではないが、細かい生活指導はしている。以前に下記のように内容で側弯症について書いた。 側弯症と出産 小鳥タイプで側弯症の生き方 側弯症と腹圧 弱点を何とかするより長所に負担をかける話 小さな努力の積み重ねで結果を出す 結局、自分は背骨が真っ直ぐな方より多少内臓や運動機能が落ちていると自覚する。そして弱いところを補う努力…
以前、EAT(Bスポット療法)について書いた。 https://489891.com/b%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/ 難しい病気を治す場合は、「鼻」「歯」「腸」の治療が大事で、その中でも鼻炎に関してはEAT(Bスポット療法)を勧めた。 当時難しい…
マクロビとは「マクロビオティック」の略である。以下はwikipediaからの参照である。 マクロビオティックとは玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法である。 玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食とする。 野菜、穀物、豆類などの農産物、海草類を食べる。有機農産物や自然農法による食品が望ましい。 なるべく近隣の地域で収穫さ…
小学校高学年で初潮が始まった頃からお腹の調子が悪いという女子は多い。殆どが食べ物や精神的なもの、冷えなどが原因だが、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群の子も多い。時々、ビックリするぐらいお腹が冷たい子を診ることがある。触った途端にこちらがドキッとしてしまう。臍の奥に何か冷たい固まりを感じる。内臓的には小腸だが、こんなに硬くて大丈夫かなぁと思ってしまう。こういう場合は胃も硬い。この若さでまるで内蔵が…
この時期時々風邪の方が来る。医者にちゃんと行って薬をもらうが何となくくすぶっている方は多い。これは私の職業的な考え方かも知れないが、風邪を引くと身体がどう変化するか観察する。もちろん咳がひどくどうにもならない時は抗生剤を飲むが、多少の発熱や咳、喉の痛み程度なら病気に暴れさせる。そうすると風邪は4日間ほどで治まることがわかり、病気に暴れさせた後の爽快感は何とも言えないくらい気分が良い。薬で症状を抑え…
頚椎損傷で右手の握力が5kgしかない方のリハビリをしている。握力が7kgを割るとコップを落とすので、日常生活に問題が出る。半年間のリハビリで何とか18kgまで回復してこちらは絶好調と思っているが、中々本人は納得がいかない。身体を調べてみると握力のない右手の問題ではなく、左手の使いすぎである。また肩の左右差で首がゆがみ、頭の血行不良により、目まで疲れやすくなっている。左手を使いすぎると心臓の反応(左…
一時期健康サンダルが流行った。私もいくつか買ったが、長続きしない。長時間履いていると痛くなってしまう。今日来た患者さんが娘に買ってもらって履いていたら足首の負担がかかるという。この方は日舞をやるので、足首や膝にはかなり負担をかけている方である。調べてみるとやはり足首に軽い炎症が起こっている。良い機会なので足のクリニックを紹介した。よく考えるとここを紹介したことにより、慢性の膝痛が楽になれば健康サン…
巨人軍の川上監督が若いピッチャーを育てようとして、ベテランキャッチャーの森選手を怒鳴り飛ばした。「森、お前があんな球を投げろと指示したから打たれた。お前が悪い。」しかし現実は若手のピッチャーのミスであった。若手をいきなり怒鳴るとつぶれてしまうので、わざとベテランの森選手を怒鳴り、若手に反省させたという腹芸のお話しである。長年治療をしていると少しはこの腹芸が出来るようになってきた。今日来た病院関係者…
中国のとある大富豪の男性が自分の息子を田舎の土地に送りました。 裕福な生活を当たり前と思っている息子に、一度「貧しさ」というもの体験してもらい、自分たちの生活がどれだけ幸せなものなのかを知って欲しかったのです。 息子は田舎に送られ、その土地の家族と一緒に生活をしました。 そして3日後、帰ってきた息子に貧しい生活がどんなものだったか聞きました。 父「あっちでの生活はどうだった?」 息子「うん、よかっ…
プロのスポーツ選手は来ないが、アマチュアでかなりの所までやっていた方は来る。現役時代に怪我をした話を聞くが、よく聞いてみると同じ所でつまずいている。例えばスキーなどで膝を痛めている方は多いが、たまたま風邪を引いて体調がすぐれない時に練習をする。風邪程度なら普段の7-8割だろうと思って練習をすると、怪我をする。実際風邪などで胃腸機能が落ちている時は、腹筋力がなく、股関節回りや脚に至るまで、能力が普段…
リーマンショックの前は外人さんを多い時で月に50人ほど治療していた。毎日2-3人なので、ジャパニーズイングリッシュだが少ししゃべれるようになった。外人さんは肩がこらないイメージがあるがそんな事はない。日本で生活していると我々のジャパニーズ指圧にはまる。そして仲間を紹介してくれる。当時は金融関係の方が多く、ゴールドマンやソロモン、メリル、クレディスイスと色々な人脈が出来た。金融関係の世界はしても狭く…
長年Bi-Digital O-Ring Testの先生に指導を頂いていると、がん治療の場合いくつかの落とし穴がある。 人参ジュース-少量であれば問題はないが、3-5本もジューサーで作ると時に、がんの促進因子になる。 プラセンタ-「ビタミンC」や「プラセンタ」は健康のためでなく、美容のためとこちらに言わず、免疫治療をダメにしてしまうケース。ビタミンCは単体ではがんに有効だが、薬効をキャンセル事がある…
常連さんの友人が若くして膵臓がんで亡くなったという。海外勤務続きで時々は背中が痛いと言っていて、帰国後検査をして膵臓がんとわかり手術をしたが、手をつけられずすぐ閉じたという。千代の富士や坂東三津五郎、スティーブ・ジョブズや竹田圭吾さん皆膵臓がんである。他のがんに比べ見つけにくく、転移しやすく、治療しにくく、生存率が低い。超音波診断装置でもなかなか分かりにくく、CTも造影剤の問題で毎年というわけにも…