息子の就職と母親の坐骨神経痛
大学生だった息子が社会人になり、同居している母親は少しは楽が出来るかと思ったら、弁当は頼まれるし、帰宅後息子の話は聞かなくてはならず、大学生の時の方が楽だったという。息子の仕事が遅くなれば食事の時間も遅くなり、夜食を頼まれれば作り、たまには一緒に食べる。息子も気を使ってお菓子やケーキなどを買ってくれば、どうしても一緒に食べてしまう。その状況が3ヶ月も続けば母親が太り、坐骨神経痛が簡単に起こる。母親…
大学生だった息子が社会人になり、同居している母親は少しは楽が出来るかと思ったら、弁当は頼まれるし、帰宅後息子の話は聞かなくてはならず、大学生の時の方が楽だったという。息子の仕事が遅くなれば食事の時間も遅くなり、夜食を頼まれれば作り、たまには一緒に食べる。息子も気を使ってお菓子やケーキなどを買ってくれば、どうしても一緒に食べてしまう。その状況が3ヶ月も続けば母親が太り、坐骨神経痛が簡単に起こる。母親…
身体の何処かに痛みがあると他の所まで連動して痛みが出ることを以前に書いた。肩の痛みに悩んでいる方がステロイド注射を打ってもまた痛くなり、何度もステロイドを使いたくないので何とかならないかという。身体を診たら末端のこりがひどくストレス型である。そしてもう一つ、打診三角(医者が背中をポンポンと叩いたり、聴診器を当てる場所。そこだけ筋肉が覆われていないので、中の様子がわかりやすい。)を異常に痛がる。これ…
常連さんが少し血圧が高いと言うことで、降圧剤をもらって飲んでいる。血圧のグラフを見ると早朝高血圧で、中々下がらず日に1回の薬が2回になったという。しかしまだ下がりきらず本人はイライラしている。こういう時はスプリングティーを使う。降圧剤も利尿作用で血圧を下げる仕組みなので、スプリングティーが利尿的に働けば下がるはずである。スプリングティーは身体に害はないし、胃腸薬としても使える。ちょっとしたことだが…
転んでお尻を打撲した方が数ヶ月も痛みが取れないという。以前、尾骨痛は2つの話をかいた。「お腹を揉んで良くなる尾骨痛」と「尾骨痛について」である。患者さんの身体を診たら、異常な甘い物取りすぎで、太腿とお腹を触って腸が動いていない事がわかったので、「便秘でしょう。15年ぐらい。」と言ったら、「そうなんです。」と言う。こういうケースだと殆どの方が鼻炎持ちなので、「鼻炎もあるでしょう。」と言ったら、「花粉…
減量中の方が突然下痢をして入院をしたという。多少気を使うことはあったが、何か変な食べ物も心当たりがないという。長年減量指導をしていると実はこういう腸炎は時々経験する。そういう時は我々は身体のスイッチが入ったと感じる。減量のやり始めはある程度食べても体重が落ちない時期があり、その後停滞期、そして下痢をして腸内環境が変わるのか、何かのスイッチが入るのか良くわからないが、今度は食べても痩せてくる。いよい…
病院勤務時代に午前の診察は9時からだが、早い患者さんは7時30分にはもう待合室にいた。 ある程度お年寄りのたまり場になっていて、「今日は○○さん来ていないけどどうしたのかしら、具合でも悪いのかしら。」としゃべっている。 長年通っているとどうしても病院の内部事情に詳しくなり、患者の主になる。 見慣れない患者を見つけると、「あなたはこの病院は始めてか?あなたは知らないだろうがこの病院の院長は奥さんに頭…
仕事柄、マラソンにスキー、テニスで身体を痛める方は多い。ではそういう方達がどうやって筋肉疲労回復をしているか列挙してみたい。 サウナと水風呂 リンパ・オイルマッサージ カッサ(専用の板を使って皮膚の経絡や反射区を擦って刺激する) 高圧酸素 加圧トレーニング 乳酸菌摂取 何がいいかは実験しないとわからない。サウナも水風呂に入らないと回復しないという方やオイルもスクワランや特別なものを使わないと回復し…
昔から田舎では、「妊娠した嫁の顔がきつくなったから男の子が生まれる。」とか、「お腹が前に突き出ないから女の子だ。」などと妊婦さんを見ては、赤ちゃんの性別当てを噂していた。どこまで科学的根拠があるのかはわからないが、生まれた後で「やっぱり男か・・・。」と自分の予想の高さを自慢している方は多くいた。ネットから少し情報集めてみた。 ■男の子 妊婦さんの顔つきがキツくなる お腹が尖って出る お腹は横に広が…
以前野球解説を見ていたら、「投手はマウンドに立つときまず、完全試合を考える、ダメなら完封、完投、勝利投手と実際は段々目標が下がる。」という話を聞いた。これは治療家にも当てはまる。まずは完治、ダメなら痛みだけでも、ダメなら動きだけでも。ダメなら来たときよりはよく、ダメなら何でもいいからお土産ぐらいは・・・。初めの意気込みが段々下がってくる。そしてまた次の患者を診る前は、完治・・・・と思っている。この…
小鳥タイプの方が眩暈(めまい)できた。治療は下記の通りである。 EAT(Bスポット療法) マウスピース 乳酸菌 首のゆがみの矯正 前腕のこり(ストレスの緩和) 胃炎治療 スプリングティーや荏胡麻でウィルス対策 治療自体は難しくないが、まとめて治療できないのが歯がゆい。以前、小鳥タイプの方にまとめて治療して失敗したことがある。相手の器を考えないで、いいと言うことをまとめて指導した。すぐに溢れてしまい…
仕事柄宴会をこなさなければいけない方が、突然体調が良くなった。今までは散々お酒を控えるように言っていたのだが、中々効果を現さなかった。しかしさほどお酒を控えたわけでもないのに良くなったのはどうしてか。少し理由を考えた。 お酒も本人の限界線があって、今まではすこし限界を超えていたが、少し控えたことにより限界線を下回って身体が元気になり始めた。 バイオリズムが良い時期を迎えた。 やっている仕事に勝ち始…
病院で手術をすることになった方が医者から同意書をサインをしてくれと言うことで内容を見たら、「10万人に1人亡くなる確率があり、訴えないこと」と書いてあったという。手術前にその話を聞いてすっかり元気をなくしてしまったという。患者心理はわからないわけではないが、しかしこの10万人に1人亡くなる確率は実際どんな感じかというと、医者が日に3人手術をしたとする、概算で年間1000人、10年間で1万人、100…
前回、神様の鍵の隠し方で「鍵と鍵穴」、「へり」の話をした。では実際どんなツボを使うかというと少し専門的になるが、首から上の不定愁訴、例えば頭痛、耳鳴り、眩暈(めまい)、立ちくらみ、眼の違和感などには普通であれば首の定番のツボを使えば良いが、少し神経が異常に興奮している場合は、「巨骨-ここつ」を使う。何とも肩の端の変なところにあるが、こんな所に鍵が隠れていることがある。理由はわからないが、神経の興奮…
常連さんになると質問が厳しい。 「何を目指して治療しているのですか?」 例えば筋肉痛ならある程度ほぐしたり冷やしたりで処置出来るし、血行不良なら暖めれば良い。関節なら周辺を緩めて可動性を高める方法は幾つもある。内蔵であれば負担をかけないようにしたり、休ませればいい場合が多い。しかし問題は神経である。神経が興奮して痛みや自律神経がうまく働かない症状は難しい。どうやって興奮している神経を静めるかをいつ…
常連さんから、「あなたの治療は時々、変なツボをいじるけどどうしてそういうところを治療するの?」と聞かれて少し困ってしまった。「なぜと言われても困りますが、治療のポイントは鍵と鍵穴です。我々が鍵を見つけて鍵穴に刺せば問題解決ですが、その鍵が何処に隠れているかが問題です。簡単に見つかるようならすぐに治っているはずですが、治らない方が多いということは鍵が見つからないのです。ではどう考えるかと言いますと『…
最近結婚に関して、「学者との結婚について」や「結婚相手はおとなしい人が良い」という話を書いた。今日来た方は未婚でやはりグイグイ引っ張る人が良いという。この方には例え話をした。グイグイ引っ張る方というのは自分を強く持っていて、自己主張が強い。結婚して朝ご主人から、「今日は焼肉にしてくれ。」と言われたとする。専業主婦ならそのまま準備をしてご主人の帰りを待っていれば良いのだが、仕事を持っている奥さんは多…
この仕事を長くやっていると葬儀場に伺う事が以前あった。喪主は緊張と不眠、お酒などですっかり体調を壊し、ぎっくり腰になって動けないから何とかしてくれと言う。状況が状況だけに何とかしなくてはと思うが、治療の横でお経が聞こえてくると何とも不思議な気持ちになる。治療院にも喪服のまま来る方はいる。葬儀の途中で抜け出したのであろう。そういう方は全身何処を診てもパンパンで気の毒に思ってしまう。「これではつらいで…
本来は右腕を使えばその影響で右の肩甲骨の周辺が硬くなります。しかし反対側に反応が出ている方も時々います。理由はいくつかありますが、下記を疑います。 歯の噛み合わせに問題 胃腸障害 心臓の反応 古傷 背骨の問題 首のゆがみ 以上のような原因があると、右腕を使う方でも左肩甲骨に反応が出ます。一つずつ当たっていけば原因は掴めます。
「あさのなかのよもぎ」は曲がりくねる蓬でも麻の中ではまっすぐに育つように、人も善人に交わればその感化を受けて自然に善人になることのたとえだそうです。 これは身体にも同じ事が言えます。 足首も痛い、膝も痛い、腰も痛いとなれば当然首まで痛くなってきます。 しかし足首、膝、腰と治療をしていき、良い環境を作ってあげると首の治療をしなくても自然に首は痛みを出さなくなります。 もはや痛みを出す必要がないといっ…
第27回日本BDORT医学会同時開催 オープンセミナー 「ひとりで出来るO-リングの実技」 会場:昭和大学病院 入院棟 地下一階臨床講堂 品川区旗の台1-5-8 日時:5月13日(日) 10:10-11:10 帝京平成大学健康科学研究科教授 高橋秀則 「高齢化社会におけるBDORT医療の果たすべき役割」 11:10-12:20 医療法人愛鍼会山元病院理事長 YNSA創始者 山元式新頭鍼療法(…