痛くないのが当たり前
ある程度の年齢になると、「膝が痛いのは当たり前、友達も皆どこか痛いと言っている」という会話をよく聞く。しかし身体にしてみたら迷惑な話で、「私が痛みを一々出さなくてもいい生活をして」と言っているだろう。以前から、「身体の中の2人」という話はしている。「本人の気持ち」と「身体の本音」である。「友達も痛い」と言っているのは、「本人の気持ち」で、「身体の本音」は「もうやめてくれ」と言っている。ではこういう…
ある程度の年齢になると、「膝が痛いのは当たり前、友達も皆どこか痛いと言っている」という会話をよく聞く。しかし身体にしてみたら迷惑な話で、「私が痛みを一々出さなくてもいい生活をして」と言っているだろう。以前から、「身体の中の2人」という話はしている。「本人の気持ち」と「身体の本音」である。「友達も痛い」と言っているのは、「本人の気持ち」で、「身体の本音」は「もうやめてくれ」と言っている。ではこういう…
以前聞いた話で、サラリーマンの仕事の8割は人間関係にエネルギーを使うそうで、本当の仕事は2割程度の能力で出来てしまうと言う。だからある方は朝の7時に出勤して9時までに仕事を終わらせ、あとは人間関係に集中していると聞いたことがある。 私の仕事は基本的に包丁一本の世界で患者相手だから、救急病院に勤めていたときは多少人間関係はあったが、あとは殆ど悩んだことがない。 先日、ある方が、「こちらが良い書類を作…
仕事柄、顎関節異常の方には、「噛み合わせの問題ね」と言ってしまうが、患者からすると、「噛み合わせは問題なくて、食いしばっているだけです」と言われてしまう。 似た言葉だが、少し解説をしたい。 噛み合わせは「歯の並びや噛み合う位置の問題で、食事やしゃべるときに問題が起こり、歯医者で高さなどを調整し、バントという。」 食いしばりは「習慣や行動の問題で、ストレスや過緊張の時は持続的に筋肉が硬くなり、こめか…
この時期になると必ずある種の患者が来る。それは扇風機やエアコンに当たりすぎて、首のこりや頭痛、眩暈、酷い方では鬱病を発症している。話を聞いてみると、暑い時期になり、風呂上がりなど顔に風を当て続ける。机の位置が悪いとエアコンの風がずーっと顔に当たり続けている。仕事をしていれば顔に当たる風は気持ちが良いので、そのままにしてしまうが、身体には大きな変化が起こってしまう。それは皮膚から水分が蒸発して気化熱…
以前から、「難病治療の鍵は鼻にあった」と言っているが、同じ学会(日本病巣疾患研究会)に所属の萩野仁志先生がyoutubeで「6軒の病院で「異常なし」と言われた喉の激痛や慢性腎炎、血尿との苦闘の末EATで人生が変わった女性の告白」と題して動画をupされました。とても参考になるのでいくつかご紹介いたします。
今までブログを2400本書いていて、当院の常連さんのレベルも段々上がってきていて、少しだけ「身体の寺子屋」と題して難しい内容を解説いたします。まずは「真犯人シリーズ」と題して、左膝痛からお話します。 以前から、「左膝痛と胃炎」でも書いているとおり、胃炎が原因で左脚が硬くなることがあります。左脚が硬くなり、特に太腿(大腿四頭筋)が硬くなれば膝痛が出ることがあります。では少し解説します。 まずはポイン…
長年この仕事をしていると、例えば難しい腰痛患者に対して、こちらが手こずっていて、突然新人が良くしてしまうケースが結構ある。新人に対して、「何をやったの?」と聞くと、「ただ揉んだだけです」と言われ、「その程度の治療で良くなるわけがない」と思わず言ってしまう。しかしこういう経験が何度か続くと、「もしかして、こちらが何か完全に見落としているものがあるかもしれない」と思うようになってくる。先日もぎっくり腰…
これは昔から感じていることだが、男性は五十肩のリハで殆ど途中から来なくなる。女性は化粧や髪を洗うのにどうしても治りたいからまず通う。鬱病でも同じ事が言えて、当院では鬱病は全員EAT(Bスポット療法)に送るが、女性は短期間にちゃんと治療してすぐ治るが、男性は仕事が忙しいとか言って殆ど行かない。短期間で集中治療が必要だと説明しても行かない。鬱病の場合、早いと週に3-4回治療しただけで治る女性は何人も経…
以前から、EAT(Bスポット療法)のことは書いている。「難病治療の鍵は鼻にあった」と書いたとおり、鼻炎があると病気は良くならない。鼻炎も自覚症状が出ればいいが、上咽頭炎などは殆ど出ない。 先日紹介で来た患者も、花粉症をほったらかしで、本人にしてみたら、「辛い時は薬を飲んでいる」と言うだろうが、これでは不定愁訴(病院で検査をしても明らかな病気や原因がわからず漠然とした不調を自覚する状態)が起こる。そ…
例えば、今自宅の壁がボヤで燃えているとする。そんな時、コップ1杯の水をかけて「消火活動をしました」と言われたら、何と言うだろう?「火は消えたの?」と聞かれれば、「消えたかは分かりませんが、消火活動はちゃんとしました。」と言うだろう。バケツに10杯くらいかけてくれれば火は消えるだろうが、コップ1杯程度で消火活動と言われても困る。実はこれと同じ事が身体でも良く起こっている。「胃薬はちゃんと飲んでいます…
以前、健康のためといって、毎週日曜日にテニスをしていた方が、その後必ずマッサージにかかっていた。本人にしてみると、健康のためにスポーツをやっているのにマッサージにかからないと身体が持たないという。ある時、「健康にためにスポーツをやっているんたけど、マッサージが減らない。どうしたら減らせるの?」と聞かれたので、「テニスをやめればマッサージはいりません。」と答えた。「え、普段はデスクワークで身体を使わ…
ある先生から、「なんか田中先生はいつも楽しそうに仕事をされていますよね。」と言われ、「そうですね。長いことやっているからもう道楽です。感覚的には子供がプラモを作るのと全く同じです。簡単なプラモだとすぐに飽きてしまうので、なるべく難しいプラモ(難しい患者)が良いんです。すぐに治っちゃう人は飽きちゃう。ではどんなことを感じているかというと、少し偉そうに言わせて頂ければ、『人の身体の中に神を見ている』の…
最近はZoomでセミナーが聴講できるので、昔の比べて格段に勉強できる環境が整っている。 いつも講義を聞きながら思うのは、「ではここから深掘り」と必ず担当者が言う。 毎回この言葉には少し疑問を持っている。 学問だから深掘りするのは当然なのだが、時には狭い所だけ見てしまうと、相手が生身の身体なので本当の原因を見落とすことがよくある。 先日も肩を少し動かしただけで激痛の方をどうやって治療したらいいか分か…
時短家電 覚えるまでに 長時間 痛いのは こことあそこと あら全部 ポイントは 貯まらないのか 医者通い 自己紹介 名前、出身 趣味、持病 パラに似て 妻も花散り トゲ残し 失言は 家庭内でも 命取り 婚活の 殺し文句は 「看取ります」 アーンして むかしラブラブ いま介護 デイサービス 「お迎えです」 はやめてくれ ベンツから 乗り換えたのは 車椅子 朝起きて 調子が良いから 医者に行く 私だけ…
患者さんがよく、「こんなに痛いのに、病院の検査に一切引っかからない」と言って来ます。例えば腰が痛くてレントゲンを撮っても映るのは骨ぐらいで神経・血管・筋肉・膜などは全て透き通ってしまいます。勿論骨に異常があれば分かりますが、あとはMRIで筋肉の様子を見るしかありません。血管を調べるなら造影剤を入れて映しますが、神経などは今の段階では画像に出来ないので完全お手上げです。神経は伸展テストなどで調べるし…
以前から、「ストレスと末端のこり」は書いている。例えば緊張状態になったときに、お腹が空くだろうか。基本的には空かないと思う。仕事が終わってほっとしたときに、「何か美味しい物を食べたい。」となるのではないだろうか。緊張状態というのは専門的には「交感神経優位」と言って、闘うために身体が構えている状態だ。そんな時にお腹が空いては闘えないから、血液は「心臓」「脳」「肺」にばかり血液を送っている。結果、胃腸…
左肩には「ヤダモン君」と言って、「心臓の反応点」があります。 ヤダモン君とは昔、NHKを見ていたら子供番組で、母親が何を言っても「ヤダモン」というキャラクターがいて見た瞬間、「あ、心臓と同じ反応だ」と感じ、それ以来、心臓の反応点を、「ヤダモン君」と勝手に名付けました。勿論これは医学的に通用しているわけではなく、当院だけの愛称です。 人の背中には「内蔵体壁反射」と言って、胃が悪ければその反射区に反応…
脛は以前から、「冷え、ストレス、歩きすぎ、胃腸 」が原因で硬くなると言っている。常連さんが脛が楽にならないというので少し対策を考えてみた。 鍼を刺すか自宅でパルスなどの電気刺激を色々な種類で試す モヤモヤ血管を疑う 足を温める-足湯・漢方薬など ふくらはぎをレッグリフレなどで刺激をする 筋膜リリース(ファッシアリリース)の専門の先生に脛の筋肉を詳細に診て頂きファシアハイドロリリースの注射 筋弛緩剤…
漢方では「肺経 はいけい」と言って呼吸器に問題があるときに、「肺経のツボ」を使うのが定番です。肺経の経路はお腹から始まって肺の上を通り、鎖骨の下を抜け、腕の親指側を通って、最終的に親指の爪の際へと抜けていきます。 特に肘の近くにある「孔最 こうさい」「尺沢 しゃくたく」などは有名で、「孔最」はすぐ咳を止めたい時の特効穴(原因に関わらずすぐ効くツボ)です。 我々も良くこのツボは使いますが、反応の出方…
仕事柄、成功されている社長はよく来る。数をこなすと何となくそういう方達に、共通していることがある。それは「体力」と「鈍感力」である。鈍感力は以前、「東大」と「社長に必要な資質」でも書いたが、辛いことを辛いとあまり感じない能力は成功していく上でとても大事である。従業員を抱え、色々な事件で常にイライラしていたら、社長業は勤まらない。また社長は鈍感だけでもダメで、孤独な繊細さが要求される。患者さんを診て…