キーワード 新米ママ

赤ちゃんはエアコンが大好き

今年は妊婦さんが多い。出産後、夏の子はすぐにあせもなどで親が悩むが、エアコンは身体に悪いと思っている親は多い。うちの娘が産まれたときに担当の先生から、「赤ちゃんは体温が高く温度調整できないから、エアコンをどんどんかけなさい。赤ちゃんはエアコンが大好き。」と教えて戴いた。おばあちゃんに預けると、兎に角身体を冷やしてはいけないとばかりにエアコンを消し、扇風機ばかり使いたがる。かえって扇風機を連続で使う…

修行するところと医者に連れて行く話

新米ママが子供の歩行が遅いと言ってきた。話を聞くと特別に低体重や低身長ではなく、生活の中に色々と工夫をするだけで良くなりそうな感じなのでそれは自分の修行と思って色々と取り組みなさいという話をした。その後で子供の鼻炎が続いて医者から数年同じ薬が出続けているという話になった。まだ4才なのにそれはおかしいという話になり、医者を変えなさいと指導した。この新米ママも喉が弱く、昔から耳鼻科通いで自分の子供が少…

産後の骨盤治療

妊婦さんや新米ママを見ていると、産後の肥立ちといいますか、骨盤などのゆがみが気になります。出産後の骨盤治療は胎児が大きい場合、臨月などは結構な圧迫感で出産後は腰か股関節がやられます。我々は出産後2週間を目安に治療しますがこつがあります。それは短期決戦で治療することです。なかなか治療も子育てがあって受けられないでしょうが、だらだら月に1度治療をしていては、腰痛の火種が残ります。一気に安全領域まで持っ…

左腕と真面目な子育て

新米ママは身体を診ると子育てのがんばり具合が分かります。左腕がかなりこっていると子育てを頑張っていると言えます。赤ちゃんは母親の心臓の拍動を感じる左のおっぱいを出来るだけ吸いたいと思っています。若いお母さんだと左ばかり吸われると胸の大きさが変る為、何とか右を飲ませようとしますが、なかなかそうはいきません。左のおっぱいをあげるということは左手で抱っこしながら、右手で家事をこなしているはずです。腕のこ…

介護と鬱病と離婚

重いテーマだが、仕事柄良くこの話が出る。大体は嫁が義理の母の介護で疲れ切ってしまう。旦那に相談しても返事がなく、いつまで続くか分からない介護に希望がなくなる。人間はゴールが決まっていれば踏ん張れるが、ゴールが分からないものには力が出ない。介護で疲れている方達を診ると初めは善意、やがては義務と責任感、最後は惰性である。どうやっても身体が動かず、自分は何のために生きているのかわからなくなる。来る日も来…

子育てと冷たい物の摂取

新米ママの身体を診るとどれくらい子育てをやっているかがわかってしまう。赤ちゃんは10ヶ月間、母親の心臓を感じながら成長している。生まれたあとも同じ拍動を感じたいために、どうしても左のおっぱいを欲しがる。新米ママの中には左右の胸の大きさが変わることを嫌がって、どうしても右をもっと飲みなさいと言う方もいるが、赤ちゃんは納得しない。いつも子供を抱いて仕事をする時は、殆どが左で抱くので左腕や肩がこる。右肩…

妊娠中に受け入れ体制を整える話

以前から「新米ママ」の解説で妊婦さんの不安や子育てのコツ、子供との関係を話してきた。妊娠中の治療は殆どが腰痛と足の浮腫であるが、治療しながらこれから始まる子育てのために、心と体が準備していると感じる。妊娠前は辛い症状があると完治まで治療を求める方が殆どだが、妊娠中の症状は中々完治しない。腰にしても浮腫にしても吐き気にしても、本人も仕方がないと思っているから、少し楽になればいいやと思っている。子育て…

パッチワークと咳

2人目を生んだ新米ママが、パッチワークにはまっている。子供が寝てからは自分の時間で、その時に子供服などを作るのが楽しいと言う。ある時子供が風邪を引いてからママに移り、ママがなかなか治らず困っているという。この話を聞いてすぐに「鍋を洗うと再発する鬱病」の話を思い出した。鬱病で退院したあと、自宅に戻り気になっていた鍋を洗った途端、また病状が悪化して再入院の話を書いた。腕と頭の血流が密接に関係していて、…

選ぶことが苦痛

30代の新米ママが治療中、コンタクトが痛くて目を擦っている。人は段々年をとるとそんなにはっきり見えなくても不自由がないので、コンタクトで痛がるのは若いうちだけだという話をした。私自身眼は悪いが、車の運転以外はメガネをかけない。書類を読むときに不自由はないし、映画なども何となく分かればいい。白衣のまま外に出て、患者さんから声をかけられることが時々あるが、近づかないとどなただかわからない。デパートに行…

ミスコンではなく子供1人コン

世の中では未婚の女性が1番美しいとミスコンをやっていますが、仕事をしていますと1番女性が美しいのは子供を1人産んだ後です。 肌のつやと潤い、皮下脂肪のつき方、身体の線、満面の笑み、安定した精神状態、夢と希望に満ちた気持ち、必要とされている満足感・達成感、子供の寝顔を見て最高の至福感など・・・・。 どれをとっても1番きれいです。 子供の数も2人3人となってきますと、色々と体型的に崩れてくるので1人目…

女性の本当の美しさ

治療も長い人になると25年ほど診ている方が何人かいる。娘時代からお嫁にいき子供を産み、そして子育てと女性の生活の変化は激しい。娘時代に弱かった体が出産と共に強くなるケースはとても多く、冗談で虚弱体質の女性には「旦那はいなくてもいいから、子供だけ2人ぐらい産めばすごく強い体になる可能性が高い。」と言います。女性は合い言葉みたいに「痩せたい!!!」と言いますがこの言葉を聞く度毎にあることを思い出します…

子供が親を選ぶ話

以前から当院におこしの妊婦さんや新米ママには必ずする話がある。それは「子供が親を選ぶ」という話である。私からこの話を聞いた新米ママも多いと思う。20年以上前にこれは教えて頂いた話だが、当時は知識としては理解していだが、その後研究者のチェンバレン博士の資料を見たり、日本で胎内記憶の産婦人科の池川明先生をご紹介頂いたりで、段々興味が湧いてきた。殆どの方は親が子供を作ると考えているが実際は子供がこのパパ…