キーワード 鼻炎 乳酸菌

がんと血管、肺炎は大丈夫でも、頭が・・・

年配の常連さんには死因のがん、血管、肺炎の話を良くしている。がんは食生活や乳酸菌、血管は血圧計と医者で管理、肺炎は食生活や按腹で腸を元気にして鼻炎対策の話などをしている。もちろんすべて防げるわけではないが、確率は減らせる。知識を持つことによって意識も変わる。しかし今日来た方にはすべて上記の対策を打っているのだが、「年を取ったせいか外に出るのがイヤ。買い物も最低限。後片付けもイヤ。主人と一日中テレビ…

鬱病の心の変化

当院は鍼灸院なのに鬱病の方が多い。Bi-Digital O-Ring Testで原因を調べることが出来、その対策で何をすればいいかが分かっている。来る方は頭か肩に鍼を刺すと思っているが、そういう治療をする方は少ない。まず免疫の状態を調べ、必要に応じてマウスピースや鼻炎の治療を勧める。腸を治さないと鬱病は良くならないので乳酸菌やフードチェック、お腹の治療、そして首のゆがみや身体の末端の治療へと続いて…

自力で治した鬱病

1年前に母親に連れられて学生が鬱病で来た。鼻炎や顎関節などの問題があったので、どうすれば良くなるかの治療法の話だけしてその後来なくなった。どうしているのかと思っていたら突然来て、「何か調子が良いんです。調べて下さい。」という。Bi-Digital O-Ring Testを使って調べたら、殆ど正常値、治っている。特にセロトニン(幸福物質)の値が異常に高かったので、「どうやって良くなったの?」と聞いた…

ツボの使い方とお膳立て

鍼の免許を取り立ての頃は、風邪の時に何処に鍼を打てば良いのか色々な参考書をもとに治療していた。結論から言うとあまり効かない。きっともっといいツボがあるはずだと勉強しても、治療効果がどうしても上がらない。今から考えると実に浅い考え方であるが、当時は真剣である。では何が問題なのか、お膳立てされていないのである。例えば風邪の時なら、胃腸の問題を取り除き、骨格のゆがみを治して、顎関節を整えてから問題の所に…

耳鳴りの治療-合わせ技一本

以前から耳鳴りには手こずっていると書いている。今日来た方は合わせ技一本で耳鳴りが殆どなくなったという。下記はその治療経過である。 乳酸菌 荏胡麻(エゴマ) マウスピース 水抜き剤 EAT(Bスポット療法) 首のゆがみの矯正 この方はがんをやっているので、乳酸菌は外せない。耳の症状は殆どウィルスなので、荏胡麻を飲んでもらった。顎関節と耳の関係はよく知られている。耳の病気は水腫との関係が深いので、水抜…

役者の予防法

役者として活躍している方が、本番中風邪を引いて困ったことがあった。少し強めの薬を出して戴いてその時は何とか乗り切ったが、その後背中を痛めた。喉と背中の痛みが本番中に出たら仕事にならないので、3つの予防法を伝えた。 1.EAT(Bスポット療法) 2.口テープ(優肌絆) 3.乳酸菌 患者さんは全く別の事をイメージしていたみたいで、「背中の痛みと乳酸菌はどういう関係ですか?」と聞いてきた。EAT(Bスポ…

山登りと難聴

時々山へ行かれる方がぎっくり腰になりそうだという。腰を揉んでも筋肉がほぐれない。そして頭も痛いという。何か変なので聞いたら鼻炎や難聴で抗生剤を3週間飲んだという。これでは腸内細菌が死んで腰痛が悪化するはずである。そして頭痛と鼻炎など実に症状が絡んでいる。抗生剤を長期飲むときは、乳酸菌をある程度大量に摂った方がいいが、中々その程度もわかりにくいだろう。この時期風邪をひいて腰まで痛い方がよく来るが、腰…

腸のスイッチ

70代男性で後片付けをしたいが頭が働かないから治療して欲しいという方が通っている。 頭の治療は基本的に頭に鍼を打ったり、首のゆがみを治したり、顎関節を改善するためにマウスピースを作ったり、鼻炎をチェックするのが定番である。 次に腸の治療である。 フードチェックや乳酸菌はもちろんだが、按腹や温熱(ホットパックや温灸器)はかかせない。 そしてそれでもだめなら断食である。 出来なければ減食だけでも違う。…

気のゆるみと先を見据えての治療

この時期、気候が温暖になり何となく気が緩む。 風邪を引く人が多かったり、坐骨神経痛や冷え性で悩んだりは、病気に対して無防備になっている証拠である。 寒ければ寒いほど人は気を締めるので風邪を引かないものだ。 冬の間、お腹を暖める治療をしていた方も、もういいかなぁと止めてしまうと途端に胃腸障害が起こる。 そして風邪を引き、下痢をする。 同じパターンの人が日に数人来るから、またかと思ってしまう。 昔から…

身体の中の3つのセンサー

仕事をしていると、痛みのひどい人などこんな事になるとは思わなかったとよく聞く。 我慢強いのは結構だが、そういう方を診ていると身体にセンサーがあるのかと疑ってしまう。 では身体にどんなセンサーがあればいいのだろうか? 私は3つセンサーが必要だと思う。 まず第1に筋肉や関節のセンサー。 腰が痛いとか、肩関節が動かないとか、背中が張ってきたとか・・・。 これはわかりやすいと思う。 第2に腸のセンサー。 …

がんの補助療法

これだけがんの患者さんが増えると、今は一昔前の暗いイメージとはかなり違う。 芸能界などでも誰々ががん発表となっても殆ど驚かないぐらいがんの方は多い。 そんな中、当院に通っている人は何か東洋医学的にアプローチはないかと求めてくる。 良い機会なのでまとめてみたいと思う。 1.乳酸菌を使った腸管免疫のレベルアップ 2.食品の選択(アレルギー対策やがんが喜ばない食べ物の選択) 3.生活環境(着る物・寝室・…

心を鎮める治療

未曾有の震災で不安は増すばかり。もっと大きな地震が来るかもしれない、放射線は大丈夫かしら。電気・ガスや水道が止まるかもしれない・・・。不安の種は尽きません。震災以来皆さんの身体が変化しています。ではどんな変化をしているのでしょうか。 ★手足がこる これはストレスの反応です。身体はストレスを感じると自律神経の働きで心臓の血管を収縮させ、末端に十分血液を送らなくなります。肘下や膝下は特に反応が出やすく…

鬱病・うつ病

胃腸との関連 数年前から、鬱病が急増して慌ててこちらも勉強したが、Bi-Digital O-Ring Testで全身を拝見していくうちに胃腸障害が大きく関係していることに気がついた。 精神障害の方がかなりの便秘で、市販の便秘薬をかなり大量に飲むという。精神科の医者はとても良い薬を出してくれているのに、それでダメにしている。なか なか精神科で胃腸のことまでは面倒を見てくれないが、治らない鬱病の方はま…

アトピー性皮膚炎

腸の治療 アトピー性皮膚炎は腸の治療を第一としています。 Bi-Digital O-Ring Testでアトピー性皮膚炎を診ると、免疫の指数や腸の反応が殆どだめでこれでは身体に回復させるだけの力がないと感じます。まずは乳酸菌で腸を整え、喘息や副鼻腔炎などは専門家に診てもらい、その上でアトピー性皮膚炎の治療をしないとうまくいきません。皮膚がかゆいからといって皮膚ばかり見ていてもダメです。テロメアとい…

喘息(ぜんそく)

喘息の治療 東洋医学的に喘息の治療は色々と出来ます。医者から気管支拡張剤をもらっている方も多いですが、出来れば減らしたいというのが本音ではないでしょうか。喘息の場合、身体に出る反応点は首の後ろ、腕、胸と大体決まっています。反応の強い点を治療すれば薬を減らすことは可能です。あと気になるのはご自宅の環境です。エアコンが古かったり、絨毯を敷いていたり、ペットを飼っていたりするとなかなか呼吸器の病気は治り…