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ライオンタイプと完治

ライオンタイプは筋肉の質はいいし、我慢強いし、回復力も優れている。小鳥タイプに比べて極端に通院が少ないのでカルテが薄い。軽い腰痛なら殆ど1回で治癒する。非常に少ない回数で治ることを本人も知っているので、腰痛治療で3回目ともなると、「今回はどうして1回で治らない?」と言われてしまう。そんなライオンタイプだが、マラソンをやっている方などで走り方を変えると、今まで使ったことのない筋肉を極端に使うので治療…

足の指の痛み

最近はマラソンやトライアスロンをする方が増えていて、よく聞く症状に足の指の痛みがある。足の第1と2趾の間の骨の付け根に痛みが出る。この痛みは定番で軽い方なら鍼を刺すだけで鎮痛する、それでだめな方はお灸が効く。足のアーチが弱いとこの症状が出るので、中敷き、足底板、鼻緒の草履などは有効である。それでもだめならテーピングを使う。それでも走ると痛みが出る方にはアイシングを使う。患部に慢性炎症があると、外反…

ストレス解消のため走って坐骨神経痛悪化

最近ブームなのかマラソンの方がよく来る。話を聞くと突然走りたくなったという。昨日来た方も走り出したら坐骨神経痛が出て鍼で治療してもらったという。80%ぐらいは治ったが、残りが取れないという。たまたま私のブログを見て、治療を受けたくなったという。こういう方は初診から坐骨神経痛の痛みの原因が腰にない話をする。理由は簡単である。腰や筋肉、神経だけの問題ならよそで治っているはずである。どうしても取れない部…

新しい自分を出す

以前、師匠から「新生」という話を伺った。 今までとは違う自分を出していく。 新しい自分を出していく。 例えば仕事場で灰皿が気になっていた場合、今までは何もせず、そのままにしていたものを率先して片付ける。 そうすることにより自分の価値を高めていく。 それを「新生」という言葉で教わった。 マラソンをやっている方も、今までと同じ訓練法でなく、体の要求をよく聞き、十分休息を取ったあとで違う訓練法に取り組む…

夢の描き方

40代以降でマラソンにはまる方は多い。 先日、マラソンの宗茂先生と話す機会があって、60代でもフルマラソンを2時間40分代という信じられないスピードで走る人がいるという。 そういう人達は昔陸上部だったとか、学生駅伝をやっていたとかという人ではなく、経験のない方達の中に伸びる人がいるという。 昔やっていた人達は伸びないそうである。 全く予想外のことだったので、「宗先生、そういうものですかぁ?」と言っ…

ライオンタイプと小鳥タイプ

身体にはいくつかの分類方法があるのでしょうが、我々が身体を触って感じるのはまず筋肉の質です。 ライオンタイプと小鳥タイプがあります。 食事も一辺に食べて後はパタンと寝るだけ、不眠などとは縁がありません。 朝の目覚めはよく、起きてすぐに仕事が出来ます。 瞬発力に向き、いかにも筋肉質の方はライオンタイプです。 スポーツで言えば、100m走やダッシュが得意です。 こういう方は特別に訓練をしなくても早く走…

回復力

中高年の方がスポーツを始めると成果ばかり気にする傾向がある。ゴルフの玉が飛んだとか、マラソンでタイムが縮まったとか・・・。気持ちはわかるが治療家から見るとそこよりももっとみてもらいたい所がある。それは回復力である。ある程度の年齢になっても訓練をすればタイムは良くなるが、身体に負担をかけたものがどれだけの時間で、どの程度回復するかが一番大事である。有名な話に社長と部長と平社員がゴルフに行って、翌日平…

膝の痛み

膝の治療10通り 膝に痛みで来院される方が多い。膝治療に関して思いつくだけでも10通りの方法が浮かぶ。 変形がひどく手術をしなくてはいけない方は別だが、今までの経験でほとんどの方がこの治療でうまくいく。ただし気をつけなければならないのは膝の熱だ。膝 が熱を持っている場合、熱を取らない限り治療がうまくいかない。治療前には必ず患部の熱を診るようにしているが、皆さんは意外と膝の熱に気がつかない。膝 治療…