キーワード 頭痛

馬油に関して

以前から少し顔の赤みがあり、アトピー性皮膚炎の方が久しぶりに来て顔が白くスッキリしていた。何をやったのか聞いたら、「横浜に馬油専門店があって、最近毎日使っている。」という。 横濱馬油商店 http://yokohama-bayu.com/ 以前から馬油には興味があり、ある年配の方など、腹痛から関節炎、頭痛まで治るという。何処で買ったのか聞いたら、「お祭りの出店でおじさんが時々売っている。いつ買える…

電磁波過敏症について

まだまだ認知度の低い電磁波過敏症だが、患者さんにとっては大問題である。電子レンジが使えなかったり、パソコン仕事が出来なかったり、電気毛布で体調を悪くしたり、高圧線の下で頭痛に悩んだりと本人にとってはどれも治療が難しい。解決法は電磁波から遠ざかれば良いのだが、現代社会で中々そうも言っていられない。そんな現代病の電磁波に対してその問題点と対策に関してセミナーが開かれます。是非ご参加下さい。 市民公開講…

マウスピースについて

以前から歯科治療の重要性は書いている。 中々改善しない首や肩の症状、頭痛に鼻に耳の症状もマウスピースを使って、噛み合わせで良くなることは多い。 最近は鬱病の方はまず、歯科を受診して戴く。 当院に来られて話を聞いて全身状態を診て、まず歯医者である。 これには理由があり、以前首の悪い方の治療を丁寧にしていたときに、たまたま通っていた歯医者で噛み合わせをいじられた途端、今までの首の治療が全て駄目になって…

6つの条件が重なって救急車騒ぎ

印刷屋さんが先日、救急車で運ばれたという。話を聞いてみると立ちくらみに眩暈(めまい)、目がかすんでよく見えなくなってきて、救急車を呼んだという。病院では大きな問題が見つからずすぐに帰されたが、原因らしきものが幾つもある。良くこれだけ悪条件が揃ったとビックリしてしまった。昔から病気は一つの原因で起こるのではなく、複数の原因が重なって起こるとよく言っていたが、今回はその典型例である。 救急車に乗るまえ…

積極的なこりと消極的なこり

慢性頭痛の方の頚を診ていて、筋肉の凝りには積極的なこりと消極的なこりがあることに気がついた。首のゆがみが原因で頭痛が起こる場合は積極的な首のこり。噛み合わせや耳の病気、他の原因で首がゆがんだ場合は消極的なこり。長年筋肉の状態を診ていると判断がつく。消極的なこりの場合は原因を探さなくてはならないので、一つずつあたっていくのだが、大体は鼻か噛み合わせでけりがつく。そういう場合は首の矯正をしなくても頭痛…

歯列矯正で別人

我々が治療していても歯の治療をされると簡単に効果がなくなってしまう。これは経験的に分かっているので、重症の方はまず歯の治療を終えてから来てもらうようにしている。顔面神経麻痺で通っていた方が、歯列矯正中で以前より頭痛が減ったと言う。歯と頭痛は密接な関係があり、歯を治すだけで頭痛がなくなる可能性は高い。しかし歯列矯正中は色々な問題が起こる。まずはワイヤーでの締めつけの痛み、歯が移動する違和感、そして噛…

お薦め商品一覧②

前回、当院のお薦め商品一覧を書いたが、第2弾を紹介したい。 【直貼】寒い季節になるとホカロンが欲しくなる。鼻水が出た時など首の後ろに貼ると気持ちが良い。しかし貼るホカロンの場合、温度が60℃ぐらいになり肌着が薄い時など低温火傷を起こす。酷いケースになると皮膚がむけてしまい皮膚移植が必要になる。厚手の洋服の上からでは中々暖まらないし、温度調整が難しい。温度を上がらないようにして皮膚に貼れればと思って…

電磁波障害について

Bi-Digital O-Ring Testを勉強していると電磁波過敏症の方は良く来る。現代医学では中々電磁波問題の取り扱いに苦労しているようだが、意外と簡単な方法で対策が立てられる。まずは身体の中に重金属などがある場合はそれを取り除く。中国パセリをよく使うが歯科での治療がまず第1である。次にパソコンにしても携帯電話にしても、何か低周波治療器などの電磁波影響を受けた所をアルミホイルでブロックしてみ…

山登りと難聴

時々山へ行かれる方がぎっくり腰になりそうだという。腰を揉んでも筋肉がほぐれない。そして頭も痛いという。何か変なので聞いたら鼻炎や難聴で抗生剤を3週間飲んだという。これでは腸内細菌が死んで腰痛が悪化するはずである。そして頭痛と鼻炎など実に症状が絡んでいる。抗生剤を長期飲むときは、乳酸菌をある程度大量に摂った方がいいが、中々その程度もわかりにくいだろう。この時期風邪をひいて腰まで痛い方がよく来るが、腰…

側弯症と腹圧

10才の子が側弯症で通っている。1年ぶりの治療で去年と比べて曲がり方がひどくなったという。身体を調べてみたら、腹圧が異常に高い。これでは便秘だろうと思って聞いたら、時々しか出ないという。側弯症から便秘になったのか、便秘から側弯症になったのか不明だが、お腹は治さないといけない。生理も不順で、視力低下、頭痛、腰痛、肩こり、集中力低下と色々症状がある。足のハムストリングも硬いからこれでは走れないだろうと…

長引く痛みにはモヤモヤ血管がある

常連さんから気になる本があるので、読んで感想を聞かせて欲しいという。 「長引く痛みの原因は、血管が9割」 奥野祐次先生(オクノ クリニック院長) ワニブックス タイトルからして唸る内容なので一気に読んでしまった。 奥野先生はカテーテルでがんを治療をする専門医だった。 がん細胞は正常細胞より多くの栄養を必要としているので、血管を作ってしまう。 その血管に小さいサイズの粒子を入れ塞ぐことで、がん細胞を…

胃を治す

去年から風邪の影響もあり、胃を壊した方は多い。 よく考えてみると、小鳥タイプの方の胃は深刻である。 ライオンタイプならフードチェックや食事指導、鍼灸で何とかなるが、小鳥タイプの胃は一筋縄ではいかない。 胃が壊れると腸もやられ免疫は下がるし、粘膜は弱くなるし、腰は痛いし、足は冷える。 頭痛や耳の病気、風邪のひきやすいし、生理不順と良いことは何もない。 筋トレをしても太れないから、体力がつかない。 今…

患者さんの訴えと病気の本質

病院勤務時代から、よく患者さんの訴えは聞いていた。 腰が痛いと言われれば腰を診て、膝が痛いと言われれば膝を診て・・・・。 しかし結論から言うとあまり治らない。 当時は理由が分からず困っていたが、段々経験を積むうちに理由が分かってきた。 それは辛い所と悪い所が別である。 そこに気がついた。 例えば腰痛、誰もが腰が悪いと思っている。 だから腰を揉んだり鍼をしてくれとなるのだが、これが間違っている。 腰…

身体は「空だ」

納税額日本一で有名な斎藤一人さんの話を聞いていたら、身体は空だと言っていた。 空なのだから何も感じないのが正しい。 何か感じるのはおかしいという。 この話はその通りだと思う。 一番健康な方は朝起きてから寝るまでに身体のことを何も感じない。 しかし前回のメルマガでも書いたとおり、不健康な方は朝起きて、まず腰が痛い、歯を磨いて気持ち悪い、ご飯を食べてお腹が苦しい、昼寝をして首が痛い、歩いて膝が痛い、坐…

自分だけ変わらない

定期的にメンテをしている方は多い。 殆どの方は過去にひどい腰痛などを味わって懲りた方達である。 しかしメンテをしているからといって、スーパーマンになる訳ではない。 どういうことが起こるかというと、段々年を重ねる毎に回りの方がどんどん具合が悪くなっていく。 自分は何も変わっていないのに、周りが変化するので相対的に自分の元気はメンテが影響しているとわかる。 その時に時間とお金と手間をかけて良かったと、…

按摩泣かせ

細身の方から、「太った方は大変ですね。」と言われて、「とんでもない。太った方の治療は一番楽です。」と答えました。 いわゆる按摩泣かせは痩せた方で、特に下記の条件を満たした方は大変です。 太ったことがない 喉が弱い 鼻炎がある 風邪をひきやすい 噛み合わせが悪い 時々耳鳴りがする 頭痛持ちである 眠れない 精神的に安定しない アトピー性皮膚炎がある 胃腸が重い 便秘か下痢をしている 生理痛がある 足…

今のままでは今のまま

この言葉は以前、痩せるテレビコマーシャルか何かで、患者さんから教えてもらった。 何もしなければ痩せるわけがないという話だ。 先日がんのセミナーでゲルソン療法など食事に関する話が多かった。 ゲルソン先生は頭痛持ちで、肉、脂肪、塩分などを控えたら治ったという体験がある。 ナトリウムを摂るな、カリウムを摂れ、動物性タンパク質の禁止、糖分制限に、コーヒー浣腸と厳密にするのは大変かもしれない。 しかし今の身…

時々は風邪ひくことの勧め

先日テレビを見ていたら、免疫学で有名な安保徹先生が、「インフルエンザなどひいた方が白血球が戦うから免疫は元気になっていい。」という話をされていた。 世界の中で日本は薬を使いすぎている。 諸外国の3倍である。 胃が痛ければ薬、熱が出れば薬、腰が痛ければ薬・・・。 私など滅多に風邪をひかないが、数年前に1度だけ高熱が出た。 測ったら39度台だったので、どうなるか様子を見ていた。 頭だけ冷やしてあとは絶…

肩と腰を揉まない治療

最近、治療しながら殆ど肩と腰を揉まないやり方に変わってきたと感じた。 以前から腰痛にして、腰に原因がないと言い続けてきたが、益々その傾向が強くなってきた。 最近一番治療しているのは、「頭皮」「首のゆがみ」「お腹」「腕」「ふくらはぎ」である。 結局、身体の末端とお腹しかいじっていない。 理由の一つにパソコン病や鬱病、坐骨神経痛、アトピー性皮膚炎など一昔前には少なかったが、最近はそういう人達ばかりであ…

やがて薬は着る物

師匠から発明王エジソンの言葉を何度か聞いている。 「未来の医師は薬を用いないで、彼の患者の治療において、人体の骨格構造、栄養、そして病気の原因と予防に注意を払うようになるだろう。」 師匠は消化器が専門だが、長年治療を見ていると現代医学の薬より、漢方薬や乳酸菌、健康食品と食の養生の話ばかり指導している。 投薬に関しても薬を飲むことを内服と言うが、どうして「服」という言葉を使うのだろうか。 それは昔、…