筋トレとダメージ
以前、ボディビルをやっていた方が、トレーニングのあとに筋肉痛を味わわないとやった気がしないと言っていた。当時はそんなものかと聞いていたが、よく考えるとそれは筋肉にダメージを与えているだけではないだろうかと考えるようになった。筋トレのあと、筋力アップが図れれば筋トレだが、痛みに耐えることこそが筋トレの極意のような考え方の方が結構いる。1番わかりやすいのがスクワットである。今までに突然始めて体を壊した…
以前、ボディビルをやっていた方が、トレーニングのあとに筋肉痛を味わわないとやった気がしないと言っていた。当時はそんなものかと聞いていたが、よく考えるとそれは筋肉にダメージを与えているだけではないだろうかと考えるようになった。筋トレのあと、筋力アップが図れれば筋トレだが、痛みに耐えることこそが筋トレの極意のような考え方の方が結構いる。1番わかりやすいのがスクワットである。今までに突然始めて体を壊した…
今まで何度となく、「砂糖は麻薬」と言ってきたが、Facebookにいい記事を見つけたので掲載します。 子どもに甘いものをとらせること 子どもに甘いものを与えてはいけません。おそらくこれが最も親たちにとっては難しいものであり、親たちが最も洗脳されている事柄でしょう。甘いものを与えてはいけないのは、砂糖や甘味料が体に悪いという意味も込められていますが、溺愛することによって結局はいい加減な大人になるとい…
先祖が高血圧でなにか予防策はないかという質問を受けた。 次の3つが大事だという話をした。 1.精製塩をヒマラヤ岩塩に変えること。 これは精製塩の取り過ぎで高血圧はよく知っていると思うが、ミネラルたっぷりのヒマラヤ岩塩は血圧を上げないという。 昔ヒマラヤは海の中で大陸移動などの地殻変動で山になった。 海底の豊富な栄養素がたっぷりである。 ヒマラヤ岩塩の免疫に関する研究論文も多い。 2.抗ウィルス剤を…
手を使う職人さんが前立腺がんを手術した。経過は順調だが、少し食生活に問題がある。乳製品と甘い物取りすぎである。両方ともがんの促進因子なので制限をかけたくて、「甘い物取りすぎで左腰痛」の話はしているが、この方中々甘い物がやめられず左腰痛が慢性化している。年末に仕事が忙しく、手を使う分、肘痛が全く治らないという。「この肘痛は甘い物をやめれば楽になります。」と言ったら、怪訝な顔をしていた。理由は簡単で、…
以前はお正月にお店がやっていないので、元旦は家族で過ごすというのが定番だった。 年末には年越しそばを食べ、新年を迎えておせちは何処にでもある光景である。 おせちは特に女性が正月の三が日ぐらいは御三どんを休むという意味もある。 しかし時代は変わり、正月からお店はいくらでもやっているし、中食などでおかずはいくらでも買える。 世の中がメタボメタボと騒いでいるのだから、お正月ぐらいは断食をしたらどうだろう…
年配の方でいつも痛みを訴えてくる方は多い。しかし時々痛くない時があり、まさに極楽である。人は年をとると死に対して色々と考えるようになり、少しずつ心を準備していく。これは個人的な意見だが、いつも痛みを訴えている方が痛くないときにこの世で極楽浄土を味わい、憧れるのではないだろうか。若い方は身体はいつも痛くはないので、そんな時に極楽浄土を味わえるわけがない。いつもつらい方だけが、極楽浄土を有り難く感じ、…
仕事柄中々症状の改善しない方達を抱えている。 そういう方達の共通の特徴はないか調べてみると「鼻」「歯」「腸」が悪い。 以前は鼻に関しては耳鼻科で問題がないか調べて戴いた程度だったが、EAT(Bスポット療法)のことを勉強してからは鼻洗浄と口テープ(優肌絆)による鼻呼吸まで指導している。 とにかく鼻が治らないとその影響力は大きく、頭の治療など殆どうまくいかない。 次に歯であるが、これは口内炎にしても歯…
痔の手術をした方が腰痛で来た。てっきり術後の問題かと思って身体を触ったら、食べ過ぎの反応である。話を聞くと術後は安静第一ということで、家でゴロゴロ暇なので、食べてしまったという。普段より極端に動かないので、腸の動きも止まり便が出ないという。腸の働きが悪い所に食べ過ぎなので余計に悪い。私自身、昔膝を怪我した時に同じ体験をした。切った膝を縫ってもらったあとに、自宅でゴロゴロしている。ご飯が出てくるから…
1年ぶりできた患者さんがここ半年ぐらい左膝が痛いという。調べてみると面白い事がわかった。まず痛い左膝の太腿は硬い。これは膝を治療してこなかったことを意味する。反対側の太腿は筋力がない。これは使わなかったことを意味する。脛は両側硬い。これはよく歩いたことを意味する。結局場所毎に治療法が変わる。筋力がないところは鍛え、硬いところは治療して、よく使ったところはほぐす。なぜこういう事が起こったかは簡単であ…
8年程パソコンを使いすぎ、具合が悪くなった方が来た。調べると腕のこりがひどく、典型的なパソコン病である。今まで肩や首は治療して頂いていたが、腕は治療してもらったことがないというので、少し驚いていたが治療しながらぐんぐんほぐれていくのが分かる。そして今日2回目の治療で前回の治療の後、昔の自分の症状を思い出したという。この方は喘息持ちで体質的にも弱く、いつも下痢をしていたという。初めの治療のと、軽い喘…
これはある病院が掲示した「正しい医療のための10か条」である。 1.常識を疑ってかかること。 2.テレビや新聞の言う事は信じないこと。 3.情報やネットや書籍で幅広く収集すること。 4.自分の感覚を大切にして直感を信じること。 5.症状は治るための免疫反応と心得ること。 6.病気は体からのメッセージと心得ること。 7.日本にも世界にも伝統医学があり、高い効果があることを知ること。 8.西洋医学は緊…
以前、学会でM-Testの話しが出てとても興味を持った。 M-Testとは「身体の動きに伴って引き起こされる様々な症状を指標にして診断および治療を行うメソッドです。」(身体の動きと先人が遺してくれた東洋の知恵を組み合わせることで、簡便でありながら個々人の抱える異常を的確に診断し、治療を効果的に組み立てることが可能です。) ■M-Test http://m-test.org/m-test%E3%81…
以前、メルマガ配信で「還暦を越えた男性は家事がお薦め」を書いた。これには理由があって、中年男子がジムに行って筋トレするときに以前よりウエイトを上げたと言うと何とも格好がいい。「この間までバーベルは60kgだっだが、今は65kgだ。」と言われると頑張っているんだなぁと感じる。「最近はスクワットの回数も増やしてね・・・・。」まさに中年男性のヒーローである。しかし私は職業柄、筋トレで身体をおかしくした方…
五十肩の治療で若い方が通っている。 今まで病気をしたことがないので、長引く治療(本来、五十肩の治療は時間がかかる人が多い)にイライラしている。 しかし我々から見ると、若いうちに何か病気をして、病院や治療慣れしていると将来楽をする事が出来る。 というのも若い方だと普段、あまり身体の話が話題にならない。 年をとると身体や孫、お墓の話ばかりだが、若ければ身体のことを考えなくても生きられるからだ。 病院で…
保育士さんが園内で転んで顔を大理石の所に強打したという。CT、MRI、レントゲンで異常がなく、少し歯がかけて、多少の腫れや痛みはあるものの2週間で大分回復したという。本人は顔をぶつけたことを後悔していたが、我々から見るとこの程度で良かったと思う。まず顔面強打で顔面神経麻痺が出ると大変である。またずるりと剥けてしまうと皮膚移植になる。頭を打てば硬膜下血腫,首を痛めれば鞭打ちで、どれを取っても治療が大…
腰と膝がなかなか治らなかった方が、毎週治療に通い最近は少し調子が良いという。以前右膝を治療した時は反対の左脚に負担がかかりすぎていて、まず左脚を治療したあとで、右膝を治療していい結果が出た。その後、スクワットをやったら調子が悪いので、「四股」を勧めて、少しずつ出来るようになりやりながら不思議な体験をしたという。本来、右膝が古傷なのだが、四股を踏みながら以前痛めたところが伸ばされると痛みを感じるとい…
我々が治療していても歯の治療をされると簡単に効果がなくなってしまう。これは経験的に分かっているので、重症の方はまず歯の治療を終えてから来てもらうようにしている。顔面神経麻痺で通っていた方が、歯列矯正中で以前より頭痛が減ったと言う。歯と頭痛は密接な関係があり、歯を治すだけで頭痛がなくなる可能性は高い。しかし歯列矯正中は色々な問題が起こる。まずはワイヤーでの締めつけの痛み、歯が移動する違和感、そして噛…
2人目を生んだ新米ママが、パッチワークにはまっている。子供が寝てからは自分の時間で、その時に子供服などを作るのが楽しいと言う。ある時子供が風邪を引いてからママに移り、ママがなかなか治らず困っているという。この話を聞いてすぐに「鍋を洗うと再発する鬱病」の話を思い出した。鬱病で退院したあと、自宅に戻り気になっていた鍋を洗った途端、また病状が悪化して再入院の話を書いた。腕と頭の血流が密接に関係していて、…
『まごわやさしい』は食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されているバランスの良い食事の覚え方です。 それぞれに特長や高い効果のある食材の組み合わせで、日本には昔からあるおなじみの食材ばかりです。 ま(まめ)=豆類-豆腐・大豆・納豆など。高タンパク質、ビタミン・食物繊維が豊富。 ご(ごま)=種実類-タンパク質・食物繊維・カルシウム・ミネラルなど栄養豊富。 わ(わかめ)=海藻類-タンパク質・ビタミ…
常連さんに竹踏みと足のアーチの話で草履の話をしていたら、「私の革靴の中に鼻緒があります。」と言う。そんな物は見たことがないので見せてもらったら、中敷きに鼻緒がつけられていた。「楽闊歩」というお店で作ったという。店主が靴職人で偶然そのお店を知ってから、何年も使っていて他の靴は履けないという。世の中にはこうなったらいいなぁと思うことはよくあるが、現実に商品を見せられるとビックリしてしまう。 印刷する