風邪を引かない方法は?
ある女優さんが仕事柄、風邪を引けないという。しかし舞台稽古で何人か咳をしているので何とか方法はないかという。これは一つの方法だが、以前風邪の予防法でも書いたが、少しの風邪を初めに引いてしまうことだ。咳のひどい方と長い時間を過ごすとうつってしまう。当然酷くなる。しかし軽い方なら、うつってもひどくはない。だから家族に酷い方がいるとどうしても重症化してしまう。舞台稽古の時に軽い方からまず風邪をもらい、そ…
ある女優さんが仕事柄、風邪を引けないという。しかし舞台稽古で何人か咳をしているので何とか方法はないかという。これは一つの方法だが、以前風邪の予防法でも書いたが、少しの風邪を初めに引いてしまうことだ。咳のひどい方と長い時間を過ごすとうつってしまう。当然酷くなる。しかし軽い方なら、うつってもひどくはない。だから家族に酷い方がいるとどうしても重症化してしまう。舞台稽古の時に軽い方からまず風邪をもらい、そ…
中高年の健康への関心は高い。 テレビでも、たけしの○○とかためしてガッテンなど健康番組は多い。 仕事柄そういう番組を観ておかないと放映の翌日以降、「先生、先日たけしの番組を見たんだけど糖尿病に○○がいいと言っていた。あれはどういうこと?」と聞かれる。 多い時は日に4時間ぐらい放映しているから、こちらもビデオ録画を早送りして見るだけでも大変である。 最近はどうしても認知症に対しての話が多く、盛んに身…
社交ダンスをやっている方が、膝が痛いと言ってきた。膝に関しては詳しく書いているので、詳細はそちらを参照して欲しいが、太腿の治療は外せない。この太腿、自覚症状が出ないのだが、膝の痛みのほとんどは太ももが原因で膝自体が悪いという方はめったに来ない。こりを見ると数年間ほったらかしで手入れをしていないことがわかる。こういう方はハムストリングまでやられていて、腰痛があるのが普通である。そんな話をしていたら、…
以前、がん治療の落とし穴で書いたが、Bi-Digital O-Ring Testを勉強してからユベラやビタミンCは薬効をキャンセルすることを教わった。今日来た方は今まで鬱病と不眠症で薬がよく効いていたが、ここ1年ぐらいなんか薬の効きが悪いという。そして胃腸も重く頭痛が頻発するという。何かやっていると思い、薬を調べたら肝斑というシミを治すために、ユベラとビタミンC(シナール)が両方出されて、もう1年…
以前92才の元学校の先生を治療していたとき、「健康の秘訣は何ですか?」と聞いたら、「毎日同じ時間に同じ物を食べること。そうすれば同じようにお通じがある。旬はいいが初物はダメ。」と教えて戴いた。これには少し驚いた。常に初物を食べて、元気を取り入れると思ったら、変わったことをしたら受け止めるだけの体力がないという。なるほど、90才を超えるということはそういうことかと学んだ。その先生がある時、青森に住ん…
以前、やがて薬は着る物の所で書いたが、マスクに喉の薬をしみ込ませて呼吸をする度に治療してしまう方法や、パンツに血流剤を染色して履くだけで冷え性が治るなどの話を書いた。今日は造園業の方が来ていたので、「例えばの話しですが、植木の色の周波数をそのお客さんの関節の痛みを楽になる色調で揃えて、庭を見ているだけで関節が楽になる造園とか面白いのではないですか。」という話をしたら、「私は造園業なのですが、よく家…
内くるぶしのことを内果と言います。捻挫は普通、外の踝あたりが多いいのですが、時に内側に出る事があります。内果の痛みです。この内果の痛みですが、経験上あまりいい結果を出せません。外果なら冷やして固定安静でいいのですが、内果の場合はどうしても長引くので、捻挫の話でも書きましたが足底板の装着を勧めています。いつも治療しながら内側と外側ではこんなに違うのかと感じています。膝もそうです。膝関節の内側と外側に…
これは古い話だが、病院勤務時代に病棟回りをしていたときに、おばあちゃんが「私はこの病院で死にたいの。」とよく言っていた。当時はその意味が良くわからなかったが、この年になると患者さんの心情は良くわかる。今まで何年も病院にお世話になってきたのであろう。勤めていたのが地域では大きな個人病院だったので、親子3代4代でかかっているのであろう。そしてその病院に愛着があり、よそへは行きたくない。先生や看護師も顔…
長年治療をしているとどうしても難しい方が増えるので、自然と断食の勉強もするようになる。本を読めば読むほど断食が万能という感じになるが、しかし患者を送っても中々結果が出ないことがある。初めのうちは断食の日数が足らないとか、何回かやるうちに効果か出ると思っていたが、EAT(Bスポット療法)やマウスピースに患者を送っているうちに、治癒率が違うのと鼻と噛み合わせだけで良くなる患者がいることがわかり、断食よ…
頭痛も種類があるが、後頭神経痛を訴えてくる方が時々いる。こめかみの頭痛なら薬で楽になることが多いが、後頭神経痛は難病化することがある。以前診ていた後頭神経痛の方は何をやっても治らず、日本中の病院で診てもらったが唯一良かったのが、頭の血管造影をしたときに嘘みたいに楽になったという。これば偶然だろうが、血管内に造影剤を入れてたまたま何かのスイッチが入って効いたのだろうが一般的ではない。検査してくれた病…
パソコン病に関しては何度も書いている。一昔前はデスクトップがあたりまえだったが、最近はノートパソコンからスマホに移り、腕の使い方も変化をしている。使うとわかるが、デスクトップとノートパソコンでは疲労が全く違う。身体を診ていると同じ時間でも、ノートパソコンの方が3倍ぐらい疲れるのではないかと思ってしまう。新幹線の中や飛行機など、ノートパソコンを拡げてタイプしようとしただけで肩をつぼめている。身体を診…
首の痛みやゆがみを訴えてくる方は多い。治療のコツは首なら骨格のゆがみを考えるといい。一番影響があるのは歯の噛み合わせである。目や鼻からの影響もあるが、噛み合わせから比べると少ないと言える。内臓の影響で首が悪くなるというのは考えにくい。肩こりや肋骨、肩甲骨の動き、腕の問題など殆ど骨格で問題解決ができる。それに比べ、腰痛は内臓から診るとうまくいく。ほとんどは胃腸である。たまに子宮・膀胱などもあるが、数…
今日は何十年ぶりに11月の初雪だそうで、かなり冷える。朝、治療院の暖房を全開にしてもなかなか暖まらない。患者さんが外から来るので皆、鼻水をすすり、「今日は冷える。」と連呼している。こういう時はふくらはぎの硬さが気になり、中にはスチーム足浴器を買っている方も多いので、「使ってる?」と聞くと、「しまったまま。」という方が結構いる。長年仕事をしていると、お薦め商品①②とグッズが増える。買う方は多いが、使…
これは師匠の診療の手伝いをしていたときに教えて戴いた。 「これはある和尚から聞いたんだけど、山寺の周りに狸が出る。本堂の近くに餌を置いても食べないので、寺の周りに置いたら少し食べた。そのあと少しずつ本堂の近くに餌を置いたら、段々食べてやがてはわしの手からも食べるようになった。」 この話をされながら、患者さんへの生活指導をするときも同じだという。 糖尿病やがんになっていきなり、○○はダメ、○○をしな…
一時期より、「乳酸菌は生きたまま腸に届かなければ意味がない。当社の乳酸菌は生きたまま届くのでよく効きます。」という宣伝は減ったが、まだ信じている方は多いのではないかと思う。何となく気持ちは分かるが、実際はカプセルなどで飲んでも胃酸でやられてしまい、生きたまま腸に届くことはない。ではどうするか。死菌でも大量投与によって効果をあげる事がわかっていて、それをBRM効果と言う。私も長い間、Bi-Digit…
EAT(Bスポット療法)は何回か書いている。今まで中々改善しなかった症状を治癒に導いてくる。鼻や噛み合わせ、腸の治療の重要性を益々感じるが、EAT(Bスポット療法)と鼻洗浄、マウスピースと口テープ(優肌絆)でワンセットだと思っている。目的は強制的に口呼吸から鼻呼吸への変換である。EAT(Bスポット療法)は通える方でも週に一度なので治療としては足らない。先生から塩化亜鉛をもらって自分で塗るように指導…
中高年の女性で眠れないという方は多い。Bi-Digital O-Ring Testを使って薬を合わせても、中々患者さんの思った結果が出ないことがあります。その一つの理由に昼間に薬を合わせるのと、実際に飲む夜に薬を調べるのでは違うと言うことです。昼は交感神経優位で血管を締める方向ですから、睡眠薬や安定剤などの血管を少し開こうとする薬は有効と判断されます。しかしそれを実際、夜の副交感神経優位で血管が開…
少し専門的な話をします。五十肩や肩の痛みの場合は肩関節の前面に痛みがよく出ます。我々から診ると筋肉が硬かったり、靱帯が伸びなかったりなので、問題のあるところに鍼を打ったりするのですが、神経ブロックの先生から診ると神経の通り道に打ちたいわけです。筋膜リリース(ファシアリリース)の先生からすると筋膜に問題のあるところに打ちたいわけです。各々専門的な立場から狙いたいところが微妙にずれます。以前、五十肩で…
以前、強い形質はバッテンで遺伝すると書いた。こういう仕事をしていると親子3代を診るのはざらで、場合によっては4代を診ている。このおじいちゃんの体質が孫に出ているなど、手に取るようにわかる。だから自分に似ている親のまたその親まで見ると自分が将来どういう運命をたどるかがわかる。今日来た娘さんはとても元気な方だが、やはり父親似で、その父親がおばあちゃんにそっくりだという。自分がおばあちゃんに似ているわけ…
今日来た方が料理中に手を切って慌てて血を止めたという。気持ちは分かるが、この出血に関して我々は少し違う感覚を持っている。19世紀には結核の治療で有効な手立てがなく瀉血をしていた。血中の鉄分を減らすと楽になる病気もあり、血を抜けば元気になると信じられていた時代があった。今では嘘みたいな話だが、当時はよく行われていた。しかしこの瀉血、劇的に効くこうがある。もう10年ぐらい前だが、私自身が飼っていたネコ…