電磁波過敏症について

まだまだ認知度の低い電磁波過敏症だが、患者さんにとっては大問題である。電子レンジが使えなかったり、パソコン仕事が出来なかったり、電気毛布で体調を悪くしたり、高圧線の下で頭痛に悩んだりと本人にとってはどれも治療が難しい。解決法は電磁波から遠ざかれば良いのだが、現代社会で中々そうも言っていられない。そんな現代病の電磁波に対してその問題点と対策に関してセミナーが開かれます。是非ご参加下さい。 市民公開講…

子育てと冷たい物の摂取

新米ママの身体を診るとどれくらい子育てをやっているかがわかってしまう。赤ちゃんは10ヶ月間、母親の心臓を感じながら成長している。生まれたあとも同じ拍動を感じたいために、どうしても左のおっぱいを欲しがる。新米ママの中には左右の胸の大きさが変わることを嫌がって、どうしても右をもっと飲みなさいと言う方もいるが、赤ちゃんは納得しない。いつも子供を抱いて仕事をする時は、殆どが左で抱くので左腕や肩がこる。右肩…

自分を診てもらう医者の若返り

自分が40才台なら多少年齢が上の60才ぐらいの医者に診てもらうと丁度良い。人生の経験的にも色々と大所高所から診て頂ける。しかし自分が60才代になると、長年診て頂いた先生が80才を超えてしまう。殆どの先生は引退されてしまう。ある時期から医者を若返らせないと、自分を診てくれる医者がいなくなってしまう。私自身、耳鼻科と歯医者は若い先生に切り替えた。どちらも30・40台、最低20年は診て頂ける。最近の医術…

指の筋トレに関して

頸椎を痛めた方で指に力が入らない方は多い。以前、頸椎椎間板ヘルニアで書いたが指の筋力は簡単に回復しない。そのため地道な筋トレが必要である。しかしやり過ぎるとすぐに辛くなり、さじ加減が中々難しい。そんな時少しでも指を楽にするものがある。「指ローラー」である。本来は別の目的で開発されたようだが、中々これが効く。時間のある時にコロコロとやるだけて楽になる。少し余裕のある方は指の筋トレマシーンがある。色々…

肩の痛みを足底で取る話

着付けをやっている方の左肩の痛みがなかなか取れない。腕を酷使するので、丁寧にそこを治療しても肩の痛みは変わらないという。考え方を拡げて反対側や胸筋、鎖骨下と治療しても楽にならないという。普段なら数回で治療できるのに、今回は中々難しい。これだけ長引くのだから、明確に何処かが狂っているのだろうと脚に目を向けると、左の大腿四頭筋が硬い。これは胃経の反応なので胃に負担がかかっていることはわかるが、肩まで痛…

五十肩で鍼を打つ時、打たない時

以前、右五十肩をやったご婦人が今回は左五十肩だという。右をやった後よく反対側に出るので、これは珍しいことではない。前回、鍼がよく効いたので、今回の左五十肩にも鍼を打ってくれと言う。しかし今回は鍼を打たずに治療が終わってしまった。「どうして使わないのか?」と聞かれたので、「右肩の時は周りの筋肉の環境がよく鍼が効くことが打つ前にわかった。しかし今回の左肩は周辺の筋肉の環境が良くなく、鍼は前回ほど効かな…

腰椎圧迫骨折と胃炎

腰椎圧迫骨折後、胃炎が治らないという方が来た。以前から「リハビリ難民」に関しては書いているが、数週間の入院後、レントゲンで問題がなければ例え圧迫骨折でも病院から出されてしまう。我々から診るとそこからリハをして、機能回復させる必要があると思っているが、病院の都合もあり中々そうはいかない。そんな状態が長く続けば痛めた腰をかばおうと背中が硬くなり、その影響で胃の機能低下が起こる。そんな状態でいくら胃薬を…

落ち込んだときに夢が描けない

仕事柄、ストレスなどで落ち込んでいる方はよく来る。話を聞くと大変だなぁと思ってしまうが、長年治療をしていると別の感覚を持っている。「今は大変だろうけど、基礎体力さえあれば、今までで1番良いときよりもっと良くなる可能性が高いのだから喜べば良いのに・・・・。」基礎体力のない方は落ちてしまうが、基礎体力がある方は高くジャンプするために深く沈み込む原理で、前より必ず良くなる。それが治療しながらわかってしま…

坂本龍馬の名言

(1)日本を今一度せんたくいたし申候 (2)人よりも一尺高くから物事を見れば、道はつねに幾通りもある (3)世の人は我を何とも言わば言え、我が成す事は我のみぞ知る (4)人間というものは、いかなる場合でも好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ (5)人として生まれたからには太平洋のようにでっかい夢を持つべきだ (6)金よりも大事なものに評判というものがある。 世間で大仕事をなすのにこれほど大事…

健康のために柔道は良いか

こういう仕事をしていると、「健康のために○○をして良いか?」とよく聞かれる。「健康は結構だが、具体的に何処を強くするとか、何がどうなれば健康的と思っているのですか?」と聞くと黙ってしまう。何となく元気な感じをイメージしているらしい。先程も柔道はどうかと聞かれたので、「受け身を覚えると良い。走ったり、テニスをしたり、身体に負担がかかったときにそれを上手に分散する術が身につく。」と言ったら、「なるほど…

お尻の部位別痛みの解説

この時期、坐骨神経痛の方は多い。ちょっと気温が上がり、エアコンを入れて腰が痛くなったり、冷たい物や暴飲暴食で胃腸を壊して腰に反応が出る。理由は様々だが、患者さんの話を聞いているとお尻が痛いのは全て同じと思っている。我々から見ると部位別で意味がある。まずは真横が痛い場合は、これは中殿筋と言って脚のアンバランスで反応するので、ここが痛ければ脚に左右差がある可能性が高い。次にそれより少し真ん中寄りの所は…

マスクメロンで落ちた体調の治し方

マスクメロンで具合が悪くなった方の治し方だが、意外と簡単である。まずは乳酸菌、これは何度も書いているので説明はいらないと思う。次にクエン酸。このクエン酸(梅干しがお薦め)は疲れたときの定番です。(クエン酸について有名な話)次に藍を使います。これは少し説明が必要でしょう。染料で有名な藍染めは昔から職人が風邪を引かないことで有名でした。藍の成分の中に抗菌作用や解熱消炎作用があることは昔から知られていま…

入院患者さんに高いメロンは考えもの

先日、鬱病と菓子パンとメロンを書いたばかりだが、同じような理由で頭が働かないの、腰が痛いのという方が続いた。マスクメロンを悪くは言いたくないが、頂いたりすると食べ頃を気にしながら普段より余計に食べてしまう。日に2回、それも半分をペロリ。普段なら1/8か1/6程度なのに、もらうと惜しげもなくいっぱい食べてしまう。しばし幸福感に満たされるが、身体の中ではとんでもないことが起こっている。免疫は下がるし、…

食べ過ぎは量ではなく器の問題

70代の男性が腰が治らないという。以前から甘い物の取りすぎを指摘していて、最近は摂生をしているがやはり腰が痛いという。背中や膵臓の反応など詳しく調べてみたら、器がかなり下がっていることがわかった。数年前の器を100とすると今は50程度しかない。100の器の時に70食べれば何も問題はないが、50では食べ過ぎになってしまう。奥様も「主人は以前ほどそんなに指摘されるほど食べていない。」と言う。数年でそん…

治らなくても売れる膝薬

常連さんが膝の調子が悪くサプリメントを合わせて欲しいという。適量を合わせた後で、「下痢止めと膝の薬は決定的な違いがあります。わかりますか?」と聞いたら、「わからない。」と言う。「下痢止めは何日も飲んで良くならなければ止めて医者に行くでしょう。しかし膝痛の薬は何年間も飲み続ける。下痢止めは効かないと言うが、膝の薬は何となく効いていないかもしれないと言う。患者心理の中に飲んでいるから良いかもしれないと…

市民公開講座の御案内

下記の日程で市民公開講座が開催されます。 日頃からBi-Digital O-Ring Testに興味を持たれている方や、電磁波に関して不安を抱いている方には必見です。 Bi-Digital O-Ring Testは開発当初から電磁波と深い関係があり、生体の電磁波現象を捉えたものだと言われています。 BDORT創始者大村恵昭教授が今までの電磁波研究の一部を解説され、現代社会で問題になっている電磁波対…

怒りの感情と毒物

以前に人間の3つの不幸「貧乏・病気・争い」のうち1番大変なのは「争い」と書きました。 古代中国では、「怒ると肝を破る」と言って、「感情的になると肝臓を悪くする」と戒められていました。 それが現代医学の血液学で証明されたのは最近ですが、昔の人は感覚的に解っていたのでしょう。 先日ある社長から面白い話を聞きました。 以下要約です。 「病は気から」といいますが、アメリカの心理学者エルマ・ゲイツ博士(ハー…

鬱病と菓子パンとメロン

鬱病治療は胃腸を治さないと中々うまくいかないと以前から言っている。少し良くなった方が、これなら多少好きな物を食べても大丈夫だろうと過食になると殆どの場合、悪化する。そういうときに必ず食べるのが甘い物である。昨日来た患者さんも少し良くなって菓子パンとメロンで悪化してしまった。元々胃が弱く便秘気味の方なので、甘い物で胃壁に負担がかかり、胃が働かないので腸まで動かなくなってしまった。以前師匠から、「夏に…

不眠症と傷

鬱病の方で不眠症を訴えてくる方は多い。睡眠も条件が揃うと寝やすいが、その条件が揃わないと中々寝られない。例えば昼間運動をして好きな音楽の条件が揃うと寝られる方でも、いつまでも同じ条件では満たされない。次から次へと良いものを探さなくてはならない。今までこれが良かったからと言って同じものを追いかけてもいい結果は出ない。仕事柄安眠グッズは多く試したが、これさえ使えばという物は殆どない。新しい刺激が必要で…

腕と心臓の関係

ご婦人で心臓の症状を訴えてくる方は多い。心電図や超音波などで調べても異常がなく、甲状腺や他のホルモンもさして異常値が出ない。心臓の症状が続くのかと聞くとすぐ治るという。こういう方で一番多い理由は腕の使いすぎである。飲食や裁縫などの仕事で手を使わなければならない方は仕方がないが、腕の使いすぎで胸筋が硬くなってしまう。胸筋は呼吸に関わるのでうまく息が吸えなくなる。そうなると心臓は酸欠を補おうと少しの間…