マラソンと荏胡麻
マラソンレースに出た方が、途中から天候が悪化して体調を崩したという。話を聞いてみたら、まず膝の痛み、坐骨神経痛、腰痛、股関節痛、背中の痛み、頭痛、不整脈、喉の痛みと出ている症状が全てウィルスで説明できる。こういう場合は走りながら荏胡麻を飲むといい。本来ならEPA(fish oil)と言いたいのだが、実際使ってみるとEPAは胃に負担がかかったり、アレルギーの方がいたり、出血性素因があったりと万人向け…
マラソンレースに出た方が、途中から天候が悪化して体調を崩したという。話を聞いてみたら、まず膝の痛み、坐骨神経痛、腰痛、股関節痛、背中の痛み、頭痛、不整脈、喉の痛みと出ている症状が全てウィルスで説明できる。こういう場合は走りながら荏胡麻を飲むといい。本来ならEPA(fish oil)と言いたいのだが、実際使ってみるとEPAは胃に負担がかかったり、アレルギーの方がいたり、出血性素因があったりと万人向け…
頭痛持ちの方が最近目まで痛いという。身体を診たら、腸は動かないし、寝違いの反応はあるし、喘息のツボも反応している。腸の反応点の硬さが4週間、寝違いと喘息の反応点が硬さから判断して、3週間経過している。そしていつもより首のゆがみが酷い。身体を触って断片的にわかる情報を伝えたら、「ここ1ヶ月間、外食ばかりで自宅で食事が出来たのは半分ぐらい。ちょっと食べ過ぎかなぁと感じていた。そしてここ3週間寝違いがい…
静岡から長年通っている健康オタクの方が最近は年金暮らしなので、今までみたいに少し良いものではなく、ずば抜けていい物だけ選んで欲しいという。いつもの通り数十種類食品から厳選したら、「乳酸菌」と「甘酒」だけだった。少しいいものなら数多くあるが、ずば抜けていい物と言われるとそんなに数は多くない。結局、腸を元気にするものだけのようだ。腸さえ元気にしておけば、多少の物を食べても問題はない。つくづく昔の日本食…
常連の奥さんが旦那のトイレのあと臭くては入れないという。娘達からも嫌われていて、どうにかならないかと相談を受けた。これはまず2つ考えなければならない。一つはご主人の腸内環境が悪い場合と、次に食べ物からの影響。特に食べ物で影響があるのは辛いものなので聞いたら、「キムチや一味が大好き。」だという。こうなると実験方法はまずキムチや唐辛子などを2週間ほど止めてみてどうなるかを見る。これで改善されれば唐辛子…
中高年の女性で心臓の違和感を訴えてくる方は多い。心電図をとっても中々本人が不安がるほどの波形が出ないのが特徴だ。医者から心配ないと言われても納得しがたい。そんな時、携帯型の心電図が便利である。オムロンが携帯型の心電計を出している。これだけで十分とは思わないが、心電図を測定後、波形解析をしてくれる。おおよそ問題がないなどと表示されるようである。こういう機械があれば、心臓に症状がある時に手軽に測れる。…
以前、安保徹先生から教えて戴いた事で書いたが、過酷な生き方で病気になる。高血圧や糖尿病があり、血管を痛め続けると腎臓を痛めやすい。理由は心臓からの血液は大きな圧力で直接腎臓に行くので、腎臓の細い血管に負担がかかるからである。そんな持病を持った方が、仕事で責任感が強く真面目だと常に交感神経優位になり、益々病気を促進してしまう。安保先生も、「突然なる腎臓病は過酷な生き方が原因。」と教えて下さったが、腎…
減量や痛みの治療、がんの生活指導などをやっていると、つくづく人は懲りないと学ばないと感じてしまう。乳がん術後の治療をしている方は、厳しく食事指導をしたが本心から喜んでやっているわけではない。外食もしたいし、甘い物も食べたい、こってりしたものも大好きでテレビを観ながらスナック菓子をポリポリ食べたいのが本音である。一連のがん治療が終わり、数字も安定して良い状態となったが、良い状態になったといえば少しぐ…
以前、鍋を磨きすぎると鬱病になるという話を書いた。腕のこりが諸悪の根源だが、今日来た常連さんの腕のこりがあまりに酷いので何をやっているか聞いてみた。家事にストレッチ、鍋磨きに自分の脚の指圧とこれでは腕は根を上げる。特に鍋磨きでは女性と男性で決定的に違うとこがある。女性の感覚は綺麗になればいいで、男性は磨き込むという感覚である。料理した後すぐに洗いたがるのが男性、水につけて一拭きで綺麗にしたいのが女…
スタッフから、「膝に熱がある場合、常に冷やせば良いですか?」と質問が来たので答えた。「膝痛は太腿前面(大腿四頭筋)の硬さや炎症などで熱を持つことが多い。熱があるうちは熱処理をしないと良くならないが、どんなケースも冷やせば良いというものではない。例えば内股(内転筋)の極端な筋力低下の場合は、冷やすと悪化する。特に女性で閉経後、立ち仕事などのケースでは必ず冷やすとは限らない。周辺の筋肉の状況を見極め、…
中年の女性で股関節を人工骨頭に換える手術をした方が、術後患部がチリチリするという。この方はかなりの電磁波過敏症で身体の中にチタンとはいえ金属が入ることを懸念していた。もし症状が悪化した場合はどういう治療法があるのか聞かれたので、下記のような話をした。 泥んこ遊びや銅板を使って身体の中の帯電を抜く 重金属排出作用のある中国パセリを飲む 携帯電話や電子レンジに貼るニュートラライザーを身体つける 足湯な…
時々、膝の裏が腫れている方がいる。ベーカー嚢胞といって膝関節包の関節液が作られすぎると逃げ場を求めて膝の後ろで腫れてしまいます。変形性膝関節症や膝への負担などで腫れたり治まったりします。いつも腫れている場合は整形外科で手術の対象になりますが、特別に痛みも伴わないので、そのままにしている方も多いです。右膝の裏に出た場合は、車の運転で渋滞時など負担がかかり、山歩きの時などはサポターをしていると楽です。…
これは大分前に聞いた話だが、麻布の奥様が年に1度熱海の高級旅館に泊まるという。いつも女将が駅まで迎えにきて、滞在中一時も離れずにくっついているいう。初めは煩わしかったが、ある時からその有り難さがわかったという。というのも、ある時天ぷらを食べていたら、女将が「もうよろしいのではないですか?」と言ったという。麻布の奥様はどうしても食べたかったので、「いや、もう一つ頂戴。」と言って食べたら翌日下痢をした…
弟が鬱病で部屋に閉じこもり気味で、最近ようやくある趣味を見つけたという。姉としては何とか良くなってもらいたい気持ちで、その趣味にかかわるものを沢山買い、それに関係あるものも揃えてあげようと思うという話をしていた。話を聞きながら、「相手の言葉を額面通り取れば良いと思います。増やすのではなく、少ないぐらいでいいと思います。例えば小学生が勉強をやる気がなく、少しだけ計算問題に興味を持ち、お母さんにドリル…
日舞をやっている方が転んだ。たいした怪我ではないが、何も処置をしていない。この方に、「皆さんの気持ちにの中には身体がおかしくなったら、あそこにいけばいいと思っているでしょうが、うちが目的にしているのはある程度自分で健康管理できる人を創ることです。初めは何をやっていいか分からないでしょうが、来る度に色々な話をしながら、身体のことを伝えています。時間の経過と共に、怪我をしたら○○をするとか、薬はこうい…
血液を採ると必ず、○○の数字が高いとか低いとか言われる。昔は正常値と言っていたが、最近は基準値という言い方をしている。枠に入らないといかにも正常ではない印象を与えるからだ。しかしこの統計、若い方をサンプルにして100人並べ、上2.5%と下2.5%を除いた95%の値に過ぎない。若い方でも5%は初めから枠の外になっている。年寄りになれば当然、基準値から大きく離れる。仕事で色々な方を診ていると、兎に角、…
子を持つ親としては子供の姿勢の悪さは気になると思う。背骨自体に大きな問題がなければ、食事や勉強するときのテレビの位置が大きな原因となるが、それ以外ではお腹の調子によって子供は良い姿勢を取れなくなる。子供は甘い物が大好きで時に食べ過ぎてしまう。砂糖は麻薬と以前から言っているが、あまりに食べ過ぎてしまうと膵臓に負担がかかり炎症を起こす。そうなると腹筋力が弱まり、背筋にも影響がある。そうなってしまうと姿…
数日後に抜歯をする方が、数日前から風邪をひいてなんて運が悪いのだろうと言っていた。私から見ると運が良いと思う。理由は抜歯の時に風邪を引いていたら困るが、手術の前に感染症を克服しているわけである。抜歯をすれば当然出血をして感染はしやすくなるが、乗り越えた後なので身体が感染に対して準備万端である。そんなときアドバイスしているのが、胃腸に負担をかけず、乳酸菌を少し多めに摂り、藍などの健康食品を取るといい…
乳酸菌の事は何度も書いているが、時々細身の方でビオフェルミンで便秘を起こす方がいる。Bi-Digital O-Ring Testでは腸の免疫をへそで測るのだが、乳酸菌にはとても強いプラスで反応しても実際に服用すると便秘になってしまう方がいる。何とか事前にこれを予防する方法はないかやっているのだが、現段階で良い方法はない。免疫を上げたいが便秘では困る。飲んで戴く前に注意はするのだが、錠数を減らしたり…
がんやアトピー性皮膚炎、鬱病の方は人からいいと言われるとどうしても何か試したくなる。Bi-Digital O-Ring Testで良いか悪いかを判断して個別にいい物をすべて合わせてもいいとは限らない。よく師匠が、「美味しい紅茶を飲もうとして、レモンを1滴入れて丁度良い香りと味になるのに、そこにミルクやジャムなどいいからと言って入れても美味しくはならないのと同じように、治療もシンプルであまり加えすぎ…
この仕事を40年位やっていると何人かから結婚相手の相談を受ける。現在、8人から頼まれ、男性が1人で後は女性である。兎に角男がいない。昔であれば箱入りですぐに嫁の話のあったようなおとなしい女性に縁談がこない。子供の頃はお見合い写真を5-6枚持った世話焼きおばさんが「お宅の二女、28才だっけ。」と言って、アルバムを見せて好きな人を選びなさいと言っていた。当時、「男が30才を超えて結婚しないのは何処かお…