新米ママが義理の両親へお願いする方法

嫁の立場は中々難しいものがあって、生まれた子は自分の子供なのですが、義理の両親にとってはかけがえのない孫となるわけです。おじいちゃん・おばあちゃんは、責任もなく気楽に子供と遊びたがりますが、文句も言えません。そんな時孫のためだと言って、お願いするとうまくいく事があります。例えば買い物に行きたい場合、自分の物を買いたいと言えば、義理のお母さんからあまりいい顔はされませんが、孫のための買い物だと言えば、「いってらっしゃい、気をつけて。」となります。義理の親は頭の中には殆ど孫のことしかありません。孫にどうやって好かれるか、どうやって気を引くか、どうやって嫌われないようにするか。そこに興味があるのです。以前当院にかかりに来た新米ママがいましたが、子供を義理のお母さんに預けてきたと言います。なんて言って来たのと聞いたら、「肩こりと頭痛がひどくて治療を受けに行きます。」と言って来たといいます。こういう場合は嘘でもいいから、「あそこで治療を受けるとおっぱいが一杯出るんです。疲れがたまるとおっぱいの出が悪くこの子が泣くのです。ですからしっかりおっぱいを出すために行って来ます。」と言えば、孫のためなら義理のお母さんは子供を見てくれます。治療費ぐらいくれます。嫁の身体を気にしていないということではなく、関心が孫にあることを理解して言葉一つも大切ですから、よく考えてお願いししなさいと言いました。新米ママが、「そういうものですか?」と聞いてきましたので、「そういうものです。」と答えました。

image_print印刷する