アトピー性皮膚炎の治療のコツ
アトピー性皮膚炎の患者さんが続いている。この時期は暑いので子供がかゆがって、引っ掻いてしまうとなかなか治りにくい。身体が温まると痒みが出るので、よくぬるめの風呂(38-39℃程度)を指導している。痒い時に入ると、皮膚温が下がり痒みが弱くなる。酷い場合はお風呂にウーロン茶を入れるように指導している。ペットボトル1本程度を入れるといい。ウーロン茶には皮膚の炎症を抑えるのと乾燥させる効果があるので少しグ…
アトピー性皮膚炎の患者さんが続いている。この時期は暑いので子供がかゆがって、引っ掻いてしまうとなかなか治りにくい。身体が温まると痒みが出るので、よくぬるめの風呂(38-39℃程度)を指導している。痒い時に入ると、皮膚温が下がり痒みが弱くなる。酷い場合はお風呂にウーロン茶を入れるように指導している。ペットボトル1本程度を入れるといい。ウーロン茶には皮膚の炎症を抑えるのと乾燥させる効果があるので少しグ…
仕事柄身内にご不幸があった後、身体を拝見する。中に想像を絶するぐらい疲労困憊しているケースがある。本当に大変なことだと思う。そんな時、「大丈夫です。腰は治ります。」といつもの調子で言うとうまくいかないことがある。こういう場合、身体が反応しないので治療が難しいことがある。では何と言うかというと、「この痛みはすぐには治りません。」と言うと安心した顔をする。本人もこんな大変な状況なのだから、すぐに治るわ…
先日まで夏期休暇をいただいていたが、何人かからは、「休みの間痛くなったら困る。」と言われる。以前、体験したことだが、腰痛持ちの方が週に1-2回治療していた。夏休みで治療ができなくなってどうなるか不安だったが、蓋を開けてみたら大丈夫だったという。よくよく話を聞いてみると、いつでも治療を受けられるという安心感から暴飲暴食は当たり前で、胃炎が慢性化していた。しかし治療が受けられないとなると、途端に胃に優…
以前、何事も八掛けの所で書いたが、補聴器もそれぐらいの感じがいい。本来10ある聴力が年齢と共に下がって6になる。何とか機械を使って8か9にしたい気持ちは分かるが、身体が反応してしまう。特に耳に問題がある方は胸鎖乳突筋(首の横の筋肉)が異常に硬くなる。これはストレスで硬くなるので、聞くためにどれだけ神経を使っているかがわかる。確かに耳が不自由だと困る場面はある。田舎のお袋も最近耳が遠くて困る。「お袋…
以前日舞の舞台で自分の娘が何かを踊っていてその黒子で父親が出ていた。見ている方は何となくハラハラドキドキで、どんな気持ちで娘の舞台を見ているのだろうと娘より黒子に目がいってしまう。その父親の身体を診ると、想像を絶するぐらい疲れている。少し気の毒である。本当に心身共に疲労困憊である。ある意味舞台というのは魔物が住んでいるらしいので、色々な予想すらしないことが起こるらしい。大変な世界であることは間違い…
この仕事をしていると仕事は出来るが子育てが苦手な男性が多いことに気がつく。責任のある仕事でも身体がやられないのに、ほんの少し子供の面倒を見ただけで、全身がストレスでたっぷりになり拒否反応を示す。ストレスは身体の末端に出るからすぐわかる。身体を診ながら、「あなたの子なのにそんなにきついのか・・・」と思ってしまう。私自身、子供と遊ぶのは嫌いではないが、あまり長い時間や繰り返しになると参ってしまう。女性…
五十肩の方が何でこんなに辛い思いをしなくてはならないかと、時々こぼす。我々から見ると、この五十肩をきっかけにして身体のことを学び、将来にわたり健康オタクになり元気に暮らせればいいと思うが、どうしても治療中は辛い治療にしか目がいかない。五十肩で30分治療中、我々は色々な話をする。(当院の当たり前)門前の小僧である。そして通えば通うほど、自分は元気になったとは思わないが、回りの方が具合が悪くなるのを見…
最近、五十肩が多い。私も経験したが痛みが強いので、夜間に鎮痛剤を飲みたい気持ちは分かる。ある方が鎮痛剤を飲むと何となく足に力が入らなくなり、結局肩に力を入れなくてはならなくなり、あまり楽になっていないという。話を聞くとどうも鎮痛剤を飲んだあとは便秘になるという。この方は普段は快便なので便秘によって腹筋力低下でと腰に負担がかかり、足が踏ん張れなくなるのであろ。五十肩の時は知らぬ間に足に力が入っている…
最近はテレビで健康ブームなのか特番が多い。 ある番組で「ご飯に麦を入れるといい。」とやっていたので、早速押し麦を買って炊いてもらった。 子供の頃は麦入りご飯が当たり前で、「うちは麦を1割しか入れていない。」と言っていてもよく見ると3割ぐらい入っていたものだ。 白米も一番大事な胚芽などを取ってしまっているから、栄養的にも完全食ではない。 麦を入れるとミネラルや繊維などがあってとても良いという。 そし…
当院のホームページを見て、膝痛で通っている方がいる。色々な話をしていく中でしゃべる内容に一つ一つ驚くので、どんな話をしているのかまとめてみたい。 女性の免疫-ブラジャーのワイヤー、寝室のテレビ、黒い下着 減量の話-白米・醤油・ソースの話 砂糖は麻薬 人工甘味料が免疫を落とす話 膝治療のコツ-熱を取ったり、膝を治療利用しない話 腐らないご遺体 電磁波について 牛乳を飲まない話 中年になって太る理由 …
先日ある医者からすごい話を聞いた。仕事柄どうしても葬儀屋さんとかかわることが多く、最近葬儀屋さんがこぼすにご遺体の処理が楽だという。どうしてかと聞くと、皆さんがたっぷりコンビニなどで保存料を飲んだり食べているおかげで、全くご遺体が腐らないという。その葬儀屋さんの親の時代は夏などドライアイスを使ってとても大変だったが、今は夏でも大丈夫だという。一体どれだけの保存料が入っているかわからないという。おそ…
あまり大きな話をするつもりはないが、これだけ医療費がかかり続けると少し色々と言いたくなる。まず私が取り組んでいる、Bi-Digital O-Ring Test、EAT(Bスポット療法)、筋膜リリース(ファシアリリース)とどれを取っても殆どお金がかからないわりに効果が高い。まずBi-Digital O-Ring Testであるが、多少の技術の熟練は必要であるが、眼に見えない病気の根源やがんの初期、薬…
酷い足首の捻挫の患者さんが来ていて何をやっても治らないので専門病院に送ったら、手術ということになり無事終わった。その後リハビリで診ているが、腰に負担をかける仕事なので中々良い状態を保てない。こういう場合はすぐに足底板を作るのだが、手術を担当した先生が中々対応してくれないという。これはよくあることで、これは立場の違いによって起こる。我々リハビリをやっている人間は、「足底板を使ってすぐに痛みを取りたい…
これはよくある事だが、腰痛患者さんが痛み止めを飲むと腰痛が悪化する。理由は簡単で、痛み止めは胃壁に悪い。痛み止めを飲み続けて食事も取れなくなってしまう方は多い。胃粘膜保護剤でも医者が出してくれれば良いが、言わないと出してくれない先生もいる。何とか腰を楽にしようと真面目に痛み止めを飲めば飲むほど、胃炎から腹筋力低下→腰への負担→腰痛悪化となる。ではこんな時どうしたら良いのだろうか。お薦めは坐薬である…
太腿の前面は我々から見ると情報の宝庫である。膝の状態や左側なら胃経なのでお腹の調子、体脂肪から骨格に対する皮下脂肪の割合など、色々な情報源である。しかしこの太腿の治療はあまり一般的ではないようで、ここを揉んでもらったことがないという方が多い。腕もそうであるがどうしても辛い症状が肩や首腰なので、患部のみを治療してしまう気持ちは分かる。この太腿中々自分で治療できないので困っていたら、よく来る外人さんが…
以前から少し顔の赤みがあり、アトピー性皮膚炎の方が久しぶりに来て顔が白くスッキリしていた。何をやったのか聞いたら、「横浜に馬油専門店があって、最近毎日使っている。」という。 横濱馬油商店 http://yokohama-bayu.com/ 以前から馬油には興味があり、ある年配の方など、腹痛から関節炎、頭痛まで治るという。何処で買ったのか聞いたら、「お祭りの出店でおじさんが時々売っている。いつ買える…
60代で仕事を引退してセコンドライフを考えている方は多い。年配の方からよく聞く話は、「60代は皆元気。その後70代まで元気な方は基礎体力がある方。60代だけだと10年だが、70代まで入れると20年遊べる。この違いは大きい。」体力に自身のある方ならいいが、そうではない方は遊び方にコツがある。何事もダラダラやることである。社長だと何事もピシッとしないと気が済まない方が多いが、今日から生活を一辺するみた…
乳がんの手術後、乳房再建術をやった方の悩みは深い。中々先生に思ったことが言えず、手術後数年してから「実はこういうのが良かった。」という話を聞く。担当の先生も色々と言ってくれれば対応してくださるのだが、手術前に医者と交渉みたいな話は苦手な方が多い。ある意味ごねた方の方がいい結果を生んでいる。もう少し大きい方がいいとか、右にずらしてくれとか、微妙なところにこだわりをもつ方は多い。詳しく相談すれば、「そ…
以前から耳鳴りには手こずっていると書いている。今日来た方は合わせ技一本で耳鳴りが殆どなくなったという。下記はその治療経過である。 乳酸菌 荏胡麻(エゴマ) マウスピース 水抜き剤 EAT(Bスポット療法) 首のゆがみの矯正 この方はがんをやっているので、乳酸菌は外せない。耳の症状は殆どウィルスなので、荏胡麻を飲んでもらった。顎関節と耳の関係はよく知られている。耳の病気は水腫との関係が深いので、水抜…
以前、網膜色素変性症の方から頼まれ毎日鍼治療をしていた。ちょっと打つ角度が微妙で、眼球には触れないのだがある一定の角度で鍼を入れる。数センチ刺すと患者が「そこ!!」と言うので鍼を止める。我々の指の感覚は眼窩の骨にぶつかっていて、膜を刺激する感覚がある。毎日やっているとどうしても月に一度ぐらい出血してしまう。患者さんは気にしないというのだが、目の周辺の静脈出血なので何ともお岩さんみたいで見た目が悪い…