キーワード がん

乳がんと気功

乳がんで通っている方が1年ぶりに来た。乳酸菌を真面目に飲んでいないというので、さぞかし悪化していると思って調べたら、極めていい状態だった。何をやっているのか聞いたら、気功にはまっているという。それももう2年ぐらい続けて何とも終わった後の爽快感がたまらないという。中国の先生らしいが、行くのが楽しみだという。仕事柄ヨガや気功で良くなる方は時々見る。しかし確率からすると1-2割程度ではないだろうか。それ…

がんと血管、肺炎は大丈夫でも、頭が・・・

年配の常連さんには死因のがん、血管、肺炎の話を良くしている。がんは食生活や乳酸菌、血管は血圧計と医者で管理、肺炎は食生活や按腹で腸を元気にして鼻炎対策の話などをしている。もちろんすべて防げるわけではないが、確率は減らせる。知識を持つことによって意識も変わる。しかし今日来た方にはすべて上記の対策を打っているのだが、「年を取ったせいか外に出るのがイヤ。買い物も最低限。後片付けもイヤ。主人と一日中テレビ…

究極のがん治療は皆同じ

長年仕事をしていると、がんの勉強も必要になってくる。 西洋医学の手術、抗がん剤、放射線に対して疑問を持ち、代替補完医療を求める先生も多い。 どういうわけか最先端の勉強をしている先生程、限界を感じるのか代替医療を学んでいる。 そういう先生方とよく学会で顔なじみになるが、話を聞くと皆同じ事をやっている。 1.食事療法-マクロビ、ミネラル、サプリ、乳酸菌、断食など 2.波動-オーリングテストなど 3.マ…

一代で終わらないがん治療

Bi-Digital O-Ring Testを20年もやっていると鍼灸院なのに、がんの患者さんが来る。 発病前に見つけたり、手術後の症状を緩和したり、食事指導をしたり、末期の方だとお話を伺ったりと病院の治療が画一的でどうも不満を持っている方が多い。 長年やっていると何人も見送ることになるが、その後残された家族の方がよく通っている。 「肺がんだったお父さんもう七回忌?早いね。」 「子宮がんだったおば…

乳がん予防がすべて裏目

数年前に少し胸の異常を指摘してその後頑張って予防をしてきたが、うまくいっているか判定して欲しいという方が来た。この方は常連さんの奥さんでBi-Digital O-Ring Testを使ってほんの少しだけ左胸に異常を見つけた。数種類の健康食品を持参したが診ると、「○○はテレビで評判。」「○○は○○で金賞を取った。」「○○は更年期にいいと雑誌に書いてあった。」「○○は友達の間で流行っている。」というも…

がんと食生活

Bi-Digital O-Ring Testをやっているとがんの方は多い。先ずはじめに食生活を聞くと大体原因が分かる。いくつかの問題点をあげてみたい。 青汁-がん治療の落とし穴で書いたが、身体に合うものをちゃんと選ぶ必要がある。下剤として働き、体力を奪うものもある。 人参ジュース-ハンバーグを食べるときに横にある程度の量ならいいが、ジュースなどにして食べ過ぎるとこれもがんの促進因子になる。 発芽玄…

勉強熱心で素直ながん患者

がんになると色々な方からアドバイスが来る。「○○のお茶がいい。」「○○サプリで治った方がいる。」素直な方だと、全て真に受けて、「○○さんの紹介だから間違いはない。」とサプリを10数種類飲んでいる方が結構いる。そして勉強熱心だと拍車がかかる。「○○セミナーで水素がいいと言っていた。」「遠赤外線はがんを小さくする。」「ブロッコリーががんを死滅させる。」1ヶ月に2-3回セミナーに出て勉強している。そうな…

乳がん誤診とその後

10数年前に乳がんと言われ手術をした方が、昨年胃がんの手術もした。本人はすっかりがん体質と思っているが、娘が乳腺炎になりがんと誤診される話を聞いてきて、自分も誤診だったかもしれないといいだした。がんは細胞の顔を見て問題のない「白」からがんの「黒」まで色々と段階がある。殆どが「灰色」であるために、医者が念のため取りましょうという。取ってみて問題はなかったとなれば患者は怒るだろうが、しかし「灰色」のま…

飼い犬のがん治療で救われそうな話

飼い犬が具合が悪いので診てもらったら、がんで手術が必要だという。手術は無事に終わり体力も回復したのだが、余命は1年程度だと言われたという。飼い主にしてみたらショックで、自分の年齢を考えたら最後に飼える犬になるかもしれないという。そんな話しが出たので、「人間の病気は殆ど犬にもあります。治療法は全く同じです。薬の量が違うだけ。乳酸菌特にフェカリス菌やフコイダンを少し飲ませたらどうですか?」と言ったら、…

「どうすればがんは治りますか?」

「どうすればがんは治りますか?」 この質問は正直答えにくい。 思いつくものを羅列してみたい。 1.まず自分で生活改善-食生活、過酷な労働、不眠等の改善 2.糖分の制限(アルコールも含む) 3.断食をする 4.体温を上げる 5.乳酸菌やフコイダンを飲む 6.電磁波を避ける 7.瞑想をする 8.よく笑う 9.生きる目的や死生観を持つ この質問に対して100%の答えなどはない。 多くのがん患者を診ていて…

がんと鎮痛剤

父を肺がんで亡くして5年近くが経つ。肩が痛いと言って検査をしてもらったら肺がんの末期だったので、程なく、緩和ケアーに移った。抗がん剤などは全て拒否したので、入院をしていても鎮痛剤ぐらいしかやる事がない。ある時担当の先生に、「今使っている鎮痛剤がよく効いていて痛みを訴えませんが、レベル的にはどれぐらいですか?」と聞いたら、「10段階で1です。今後痛みに関して何とでもなりますから全くご心配は入りません…

筋トレとがん治療

前回、がんは粘膜の問題と書いたが、もう少しわかりやすく説明して欲しいとの問いがあったので説明します。我々から見ると筋トレは家で例えれば壁を鍛えているようなものである。見た目はバリバリでいかにも丈夫そうに見える。多少の台風にはびくともしない感じである。しかし屋根が少し雨漏りする。いくら壁を鍛えても、屋根をいじらない限り雨は漏る。粘膜を鍛えるというのは屋根を万全にすることに似ている。壁はそのままでも、…

がんは粘膜の問題

当院の患者さんでメルマガの購読者から、「私の親友で胆嚢がんで手術不可能な方がいる。お酒は飲むが、筋トレをかかさず、マラソンが趣味なのに・・・」と言う。しかし私から診たら、がんは粘膜の病気なので、筋肉をいくら鍛えてもがん予防にはならない。心臓を鍛えるぐらいである。スポーツ選手でもがんになっている。大事なのは粘膜を鍛えることである。だからEAT(Bスポット療法)、歯周病、腸の治療が効果を上げてくる。こ…

がん治療の落とし穴

長年Bi-Digital O-Ring Testの先生に指導を頂いていると、がん治療の場合いくつかの落とし穴がある。 人参ジュース-少量であれば問題はないが、3-5本もジューサーで作ると時に、がんの促進因子になる。 プラセンタ-「ビタミンC」や「プラセンタ」は健康のためでなく、美容のためとこちらに言わず、免疫治療をダメにしてしまうケース。ビタミンCは単体ではがんに有効だが、薬効をキャンセル事がある…

膵臓がんと予防法

常連さんの友人が若くして膵臓がんで亡くなったという。海外勤務続きで時々は背中が痛いと言っていて、帰国後検査をして膵臓がんとわかり手術をしたが、手をつけられずすぐ閉じたという。千代の富士や坂東三津五郎、スティーブ・ジョブズや竹田圭吾さん皆膵臓がんである。他のがんに比べ見つけにくく、転移しやすく、治療しにくく、生存率が低い。超音波診断装置でもなかなか分かりにくく、CTも造影剤の問題で毎年というわけにも…

胆嚢がんと咳

数週間前にこたつを片付けた後から、咳が止まらないという。あまり続くので医者に行ったら、ダニとハウスダストのアレルギーで薬を出されたという。薬で楽にはなったがまたすこし咳が出るという。専門の先生の所で調べてみたら肺炎クラミジアの感染があると言われたという。この方は胆嚢がんの治療中なので呼吸器が弱まり免疫が下がってしまうことを恐れ、徹底的にダニ・ハウスダスト対策を指導した。以下はその内容である。 ダイ…

「夫のがんを消した最強の食事」を読んで

常連さんが薩摩智恵子さんの「夫のがんを消した最強の食事」を読んだ方がいいと言うので読んでみた。あまり詳しい話は書けないが、徹底したマクロビの食事方法と1回口に入れたら100回噛むという徹底ぶりでご主人のがんを3年かけて消した。食事療法の内容もストイックで、玄米はもちろんのこと、油を使わないとか、糖分を取らないとか中々内容的には厳しい。しかし読んでいくうちに達成しようとしていることが、難しいがんを食…

がんとインフルエンザ、ぎっくり腰に腹圧の話

胃がんをやった方が肺に影があるので、精密検査を受けた。問題はなかったが、子供の頃から小児喘息の既往歴があり、肺はそんなに強くはない。少し前にインフルエンザが流行った頃もらって、高熱を出した。その後ぎっくり腰をやったので、踏んだり蹴ったりである。しかし我々から診ると小児喘息などで粘膜や胃腸が弱いから、がんを起こしやすいわけだ。ぎっくり腰も調べてみると腹圧が異常に髙い。腰の治療より腹圧を下げなくてはと…

乳がんと孫

乳がん手術を控えている方がいる。これだけがん患者が増え、心の中では自分だけは大丈夫だろうと思っていても、いざ宣告されると不安は大きい。手術を控えた場合、手術さえ終わればという感覚になっているだろうが、我々から見ると手術は数時間だが、経過観察と健康管理は何十年も続く。まして娘や孫娘がいれば自分が乳がんを患っていると、「この子たちは将来大丈夫かしら?」と不安になる。術後は自分の健康管理だけではなく、自…

「がん」の非常識

がんの正体がわかれば末期がんも懼れず 白川太郎著 とても興味深いタイトルだったので、一気に読んだ。Bi-Digital O-Ring Testを勉強してから師匠が消化器の医者でがんばかり扱っているので、自然に関心が高くなる。これだけがん患者が増えると、最近はがんと言われても全く驚かないぐらい患者が多い。たまたま著書の内容をまとめた文章を見つけたので、掲載する。 はじめに 末期がんでも治る 第1章 …