キーワード ぎっくり腰

身体を捻って背中かがピキッ

少し無理な姿勢をしていると時々背中がピキッとする。あっと思って痛みだすと強烈に痛いことがある。寝違いやぎっくり腰の背中番である。正式には肋間筋捻挫とでも言えばいいのが、昔は「肋膜捻挫」の様なことを言っていた記憶がある。治療法にはコツがあって、痛くなった瞬間に30-60秒ぐらい身体を動かさず息を止め、痛みを我慢する。その後楽になることが多い。しかし痛くなって動かしたり、深呼吸をするとかなりきつい痛み…

胃を治してスタートラインにつく話

減量を目指している方が胃が悪く、百草丸を勧めた。幸いに薬が効いて私にしてみればようやくこれから本格的な減量の治療がスタートできると思っていたら、「お陰様で胃の調子が良く、これなら食べても大丈夫。」と言われて、すこし頭を抱えてしまった。こちらはまず胃の不調を整え、ちゃんと消化できる態勢を整えてから減量をスタートしたいと思っていたのに、患者さんは今まで胃の具合が悪かったが、薬を教えてもらって胃が治り、…

腹筋を鍛えて腰痛悪化

よく整形に行くと、「あなたは腰が悪いのだから腹筋を鍛えなさい。」と指導される。しかし私は40年やっていて腹筋を鍛えて腰が良くなったという方を見たことがない。これは少し言葉が足りないのである。 「お腹の調子が悪くなったりして腹圧が上がると、腹筋が働かなくなる。そうするとその分、腰が頑張るので腰痛が起こる。だから胃腸を治して腹筋がちゃんと働けるようにすることが大事。」 こう言えばいいのに、「腹筋強化」…

常連さんに落とし穴

仕事柄、身体のメンテは勧めているが、時々の常連さんに落とし穴がある。 最近3例あったので紹介したい。 1.乳がんをやった方が、ご主人と喧嘩して免疫を落としたケース 免疫を上げるために食生活の指導や乳酸菌、温熱をしていて経過が良かったが、喧嘩の後免疫指数が極端に下がっていた。この方には、「まだ若いから喧嘩は分かるが、免疫を下げてがんを喜ばせるのはどうかと思う。まずはご主人を受け入れて、がんを喜ばせて…

身体は軽く、心は重く

最近はどういうわけか懐かしい方をよく治療する。1番長い方で35年近くになるので、昔の身体と今の身体をどうしても比べてしまう。「昔は社長、あんなに元気だったのに、この腰は全然筋肉が回復しませんね。」「20年ぐらい前はゴルフであんなにやっていたのに、今では想像も出来ませんね。」「5年前のぎっくり腰の時は1回の鍼で治ったのに、今回はあと2-3回やらないと治らないでしょうね。」仕事柄嘘をつくわけにはいかな…

いい先生捜しと筋肉痛とリンパマッサージ

長年仕事をしていると患者さんから、「困ったときに予約が取れない。よそに行くと中々良い先生に出会えない。どうしたら良いか?」という質問を受ける。まずいい先生だが、これは長年調査をしていて大体10人に1人しかいない。確率は10%である。2-3人の先生にやってもらっていい先生に出会えるわけがない。最低10人にやってもらう必要である。そして忙しい方は常に自分の周りに最低3人ぐらいの先生を確保しておかないと…

筋肉痛と神経の興奮

少し無理をして腰が痛い場合、何となく重いのとピリッと感じるでは全く原因が違います。何となく重いのは筋肉痛ですから治療しなくても安静と時間をかければ自然に治ります。しかし腰にピリッと感じるのは神経の興奮ですから、悪化するとぎっくり腰になり動けなくなってしまいます。我々は症状を聞けばどちらなのかすぐに分かりますが、一般的には区別がつきません。この神経の興奮ですが、身体の何処かに痛みを感じ、我慢している…

尾骨痛について

病院勤務時代から患者さんの尾骨痛には悩まされた。尻もちや巨大児の出産で尾骨を傷つけるとその痛みが何年でも続く。場所的に中々医者にかかりにくいところなので、患者は我慢してしまう。あまり酷い方では折れた尾骨の摘出手術をする。いつかは良くなるだろうと思っていても中々痛みが取れない。2-3時間坐ると痛いし、ぎっくり腰などをやっても長引く。便秘になりやすいし、良いことは一つもない。初期であれば鍼でいい結果を…

股関節術後のケアー

以前、腰痛で通っていた方が日産玉川病院で股関節の手術をしたあとから、腰が全く痛くないという。昔の手術に比べ成功率は高いし、人工骨頭もセラミックなどで今は30年もついう。手術術前の身体を覚えているので、あまりに見事な手術に感動してしまった。話を聞いたら日産玉川病院では、両股関節を同時に手術出来るぐらいの技術を持っているという。今回はたまたま座り疲れと冷えがあるというので下記の指導をした。 100日に…

膝痛で揉んではいけない内転筋

飲食関係の方が膝を痛めたという。当院との予約時間が合わず、中々治療できない。仕事も休めないので、仕方がないから通える範囲でよその治療院で診てもらうといいという話をした。よそで治療を受けた後に来て、「内転筋を揉んでもらったら膝痛が酷くなってしまった。」という。担当した先生は、「あなたは内転筋が硬いからほぐさないと良くならない。」と言って、ガンガン揉んだという。その後から酷くなって、慌ててやってきた。…

腰が痛いときは安静?動きながら治す?

舞台女優さんが腰を痛めた。本番が近いので少し無理をしないように安静を保っているという。確かにそれでいいのだが、腰の治し方は全てが安静というわけではない。安静を保って、本番で様子が分からず痛めることは容易に想像がつく。それよりも痛みをコントロールしながらに身体を使い、腰の辛いところに負担がかからない動きを覚え、慣らしながら治すやり方もある。どちらがいいのかは簡単に答えは出ないが、私自身の経験で言うと…

山登りと難聴

時々山へ行かれる方がぎっくり腰になりそうだという。腰を揉んでも筋肉がほぐれない。そして頭も痛いという。何か変なので聞いたら鼻炎や難聴で抗生剤を3週間飲んだという。これでは腸内細菌が死んで腰痛が悪化するはずである。そして頭痛と鼻炎など実に症状が絡んでいる。抗生剤を長期飲むときは、乳酸菌をある程度大量に摂った方がいいが、中々その程度もわかりにくいだろう。この時期風邪をひいて腰まで痛い方がよく来るが、腰…

季節の治療

ぎっくり腰や坐骨神経痛、ねちがいなどが慢性化する方は多い。 またやっちゃったと言う。 あまり痛みが強いと、何か予防法はないかという話になり、毎月通いますからメンテをお願いしますと言われる。 しかし毎月来る方は殆どいない。 次に痛くならなければ来ないのが現状である。 9ヶ月ぐらいしてまた痛みが出ると、2ヶ月前に来ようと思っていたと言う。 現実問題中々、月に一度来れる方は少ない。 しかし予防はしたい。…

座り心地の悪い椅子がお薦め

この季節、夏の定番の症状の方が多い。 「冷たい物取り過ぎ」「エアコン」「足の冷えと浮腫」「左腰痛」「喉を痛める」 腰痛も酷くなるとぎっくり腰で来る。 ぎっくり腰は軽ければ足の治療で良くなる。 次はお腹を揉む。 次は患部を氷で冷やす。 次は鍼。 それでもダメなら骨盤ベルト。 最終的にはさらしで固定。 段々と治療のレベルが上がってくる。 特に中年男性のぎっくり腰の場合は、原因が皆同じである。 朝起きて…

病気、だからどうした!!

これはN響(NHK交響楽団)の方から聞いた話だが、指揮者の岩城宏之先生が職業病である頸椎後縦靭帯骨化症を患った。 たまたま私もテレビを見ていて、こんなにすごい首のコルセットがあるのかという装具を着けながら、指揮棒を振っていた。 その後も続けざまに3ヶ所ぐらいがんを患った。 後縦靭帯骨化症だけでも難病なのに、がんを患っても必ず復活して指揮をしていた。 ある時、楽団員の方が先生とのお酒の席で、 「先生…

病気になったら喜べ

これはあまり一般の方にはあてはまらないかもしれませんが、私自身スタッフには、「病気になったら喜べ」と言っています。 理由は簡単です。 体験できるからです。 何事も味わうということが大事で、全ての病気は味わえませんが、せめてその中のいくつかだけでも体験すると見えないものが見えてくるからです。 以前父が痔持ちでよく、ウォシュレットにしてから調子がいいと言っていました。 ご多分に漏れず、私も痔持ちでひど…

坐骨神経痛

目安は8回 カルテを調べると多くの方が8回以内で終わっている。治療経過の中で良くなったり、悪化したりがあるので、こ ちらとしては長い道のりに感じるが、統計を取るとほとんどの方が、その範囲内でおさまっているので驚いた。だから最近は坐骨神経痛の方には、8回の治療で ほぼおさまる旨を初めに伝えている。8回と言っても週に1度治療して2ヶ月かかる。8日間続けてやれば治るのかと聞かれるが、1回治療して体の反応…