キーワード 自律神経

副交感神経が人生の質を決める

ある方から本を薦められた。25万部売れているという。 健康に関する本では大ヒットである。 聞くと良くテレビに出ている先生だという。 「なぜ、「これ」は健康にいいのか?」 小林弘幸順天堂大学医学部教授 サンマーク出版 読み終わって非常に私自身が共感する部分が多かったので、目次の一部を紹介したい。 女性が男性より長生きするのはなぜだろう。 副交感神経の働きを高めることが「最高の健康法」 ジョギングより…

心を鎮める治療

未曾有の震災で不安は増すばかり。もっと大きな地震が来るかもしれない、放射線は大丈夫かしら。電気・ガスや水道が止まるかもしれない・・・。不安の種は尽きません。震災以来皆さんの身体が変化しています。ではどんな変化をしているのでしょうか。 ★手足がこる これはストレスの反応です。身体はストレスを感じると自律神経の働きで心臓の血管を収縮させ、末端に十分血液を送らなくなります。肘下や膝下は特に反応が出やすく…

坐骨神経痛

目安は8回 カルテを調べると多くの方が8回以内で終わっている。治療経過の中で良くなったり、悪化したりがあるので、こ ちらとしては長い道のりに感じるが、統計を取るとほとんどの方が、その範囲内でおさまっているので驚いた。だから最近は坐骨神経痛の方には、8回の治療で ほぼおさまる旨を初めに伝えている。8回と言っても週に1度治療して2ヶ月かかる。8日間続けてやれば治るのかと聞かれるが、1回治療して体の反応…

頭痛

頭痛の原因 まずは眼・歯・鼻の病気との関係。痛みの出ている場所に近いことが原因だが影響力は大きい。次に骨格のゆがみ、首でも肩でも、腰や胸骨(胸の前面の骨)のゆがみまで影響する。次はホルモン異常。これは女性の場合、子宮卵巣関係を疑う。次は自律神経失調症。これは交感神経優位など偏りが影響している場合が多い。次に腹圧。胃腸の機能障害や腹圧の上昇による心臓圧迫などで起こる。次にこれがやっかい。感染症。血管…

喘息(ぜんそく)

喘息の治療 東洋医学的に喘息の治療は色々と出来ます。医者から気管支拡張剤をもらっている方も多いですが、出来れば減らしたいというのが本音ではないでしょうか。喘息の場合、身体に出る反応点は首の後ろ、腕、胸と大体決まっています。反応の強い点を治療すれば薬を減らすことは可能です。あと気になるのはご自宅の環境です。エアコンが古かったり、絨毯を敷いていたり、ペットを飼っていたりするとなかなか呼吸器の病気は治り…