なぜお酒を飲むのか

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あまり偉そうに言える話ではないが、私も中年になってきて毎晩晩酌をして
医者に行くとコレステロールや中性脂肪が高く、気をつけて下さいと言われる。
この程度の晩酌ならと思いつつも、お酒が入ると食欲が出て満腹まで食べたくなる。
それも夜中に・・・。
人には減量を勧めながら、昔履いていたズボンが全く入らなくなっている。
お酒が原因とは分かっていたが、このままというのは悔しいのでなぜお酒を飲むのか考えてみた。
しかし考えてみても飲みたいという以外理由がない。
では本当にお酒が好きなのかというと、飲みたいのだから嫌いではないだろうがこれが良くわからない。
そこで実験をしてみた。
まずコップに焼酎を1/3程入れ、あとはホッピーを入れた。
飲むとうまい。
では1/4にして満足度はどうか。
殆ど変わらないというか、お酒の強さもさほど通ではないので違いが分からない。
では1/5・・・1/10としてみて、あまり満足度が変わらない事がわかり、何が何でもお酒を飲みたいわけではないという事がわかった。
では焼酎をゼロにして、ホッピーだけでは・・・。
結構満足する。
何だお酒ではなく、麦の泡の炭酸が欲しいということがわかった。
ではサイダーやコーラではどうか?
甘すぎて満足しない。
なぜ甘いのはダメで苦いのがいいのか色々と調べていたら、ある研究論文を見つけた。
人間の脳や味覚はストレスがかかると、非日常のものをほしがるという。
言われてみると普段あまり、苦い物は口にしない。
仕事が終わった時ぐらいしか飲まない。
そういう理由だったのかと納得して、今はノンアルコールビールで何とか満足している。
ノンアルコールビールも味が段々良くなり、有り難いが飲み続けてある変化に気がついた。
朝楽に起きられることと、排便が楽、そして喉が痛くないこと、疲れていないことなとである。
結局アルコールを分解するのに体力を使う。
お酒も強ければ喉に負担がかかる。
ノンアルコールビールにしてから、こんなに身体に負担をかけ続けていたのかと驚いた。
その後、血液データも良くなり、ウエストも数センチ細くなりいいことずくめである。
30-40代ぐらいの方を診ていると、少し深酒で体力を使い胃腸や腰に負担をかけ、
スポーツは大事だとばかりに週末身体を動かして、腰痛で毎週来る方がいるが
どう見てもアリ地獄に入っているとしか思えない。
そういう方に、「なぜお酒を飲むのですか?」と聞いても答えが返ってこない。
一度禁酒をして、その時に身体がどう変化するかをみると面白い。
当院とぷっつり縁が切れるかもしれない

2015年8月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中