ピンピンコロリについて

印刷する

最近学会でもPPKと書いてあるから何の略かと聞いたら、「ピンピンコロリ」だという。
嘘みたい話しだが、プレゼンテーションに「PPK」と書いてある。
しかしよく考えるとこのピンピンコロリ、意外と難しい。
まずは死因の殆どが「がん」と「血管-脳卒中と心臓病」の疾患だから、免疫と高血圧に気をつけると予防できる。
乳酸菌と塩分制限、少々の運動でピンピンである。
次にコロリだが、これが難しい。
コロリは血管の病気が1番いいが、高血圧予防しているとコロリがない。
あとは肺炎か不慮の事故、自殺である。
不慮の事故は痛そうだし、自殺もしたくない。
そうなるとコロリは肺炎しかない。
自分の人生そろそろと思ったら、風邪は大事にしないといけない。
医者に行って抗生剤など打ったら治ってしまう。
以前、ある夫婦が、「今はがん予防で乳酸菌を飲んでいるが、先生の言いつけ通り守ったら、がんで死ねなくなってしまう。あと何年かしたら、医者の言いつけを破って勝手に乳酸菌減らしていいかしら?」と言っていた。
これには唸ってしまった。
長年、人相手の仕事をしているとただ治せばいいというものではない。
年を取り人がどんな気持ちになっているのかを理解しないと仕事にならない。
ピンピンコロリ学会が出来、真剣な議論を聞きたいと思っている。

無題

2015年9月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中