健康法、追いかけているうちが華

患者さんの中に70代でジャニーズを追いかけている方がいる。
話しはいつも同じで、「今度は仙台でコンサートがある。」「チケットが取れなかった。」「オープニングがいつも格好いい。」「投げキッス最高。」とまるで乙女のように話す。
うちに来ると肩や腰がおかしいと言っているが、ジャニーズの話の時は痛みなど忘れているようである。
よくテレビで○○がいいと言うと翌日にはスーパーからなくなるそうだが、健康法は追いかけているときが1番いい。
何処何処に名医がいると聞けば行くし、○○を飲むと楽になると聞けば買う。
追いかけられるのは体力、精神力、お金と時間があるということである。
そこそこの年になるといい治療の話をしても反応しなくなる方が増える。
「ふーん、そういう治療があるのね。でも私はいいわ。」
「飲めば効くのでしょうが気が進まない」
「やれば良くなるのは知っている。」
いつもいい訳ばかりである。
芸能人も健康法も追いかけているうちが華である。

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