側弯症と出産

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仕事柄、側弯症の方は時々診る。中学生から50才代まで様々だが全員女性である。背骨の角度がある程度進むと装具や手術になるが、進行が止まる方も多い。結局、経過観察になる。年に1-2回程度拝見しているが、学生さんで一側のスポーツ(テニスや卓球)をやる場合はこちらも細かく診てしまう。そのまま成人して社会に出ると他の方よりすぐ疲れるため、慢性の肩こりや腰痛に悩む。側弯症は何処か特定の臓器に問題が起こるというよりは、機能が7掛けになると思った方がいい。胃腸機能は7掛け、呼吸機能も7掛け、運動機能も7掛けという具合である。長年診ているとどういうわけか、出産を経験している方の側弯症は軽くなる傾向がある。ホルモンの状態が変わるからなのか、生む毎に強くなるからなのか理由はわからないが、出産を経験していない方はあまり変化しない。側弯症のために子供を産めとは言いにくいが、因果関係はあるのではないだろうか。長年この仕事をしていると、一見関係なさそうなもの同士が結びつく。

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2016年3月8日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中