冷え性について

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前々回、細身の女性の特徴を書いたら、かなりの反響をいただいて同じ悩みを持つ方の多さに驚いた。
今回はこれからの季節を考え、冷え性について書いてみたい。
3年前は寒さのきつい冬で冷え性による坐骨神経痛の方が日に何人も来た。今までは足湯の話をしていたが、水の扱いが大変だったり面倒くさかったりで、薦めてもやる方は殆どいなかった。
そんなあるときpanasonicのスチーム足浴器の話を聞いた。お湯を使わず、スチームと遠赤外線で足を温めるという。さすがpanasonicと思いながら数十人に話したら、15人ぐらいが買った。その後、買った方が全員来なくなったので、そんなに効くんだと驚いてしまい、私まで買ってしまった。
やってみて驚いたのは少量の水で効果があることだ。掃除は簡単だし、レベルが5段階あるが私などは5段階中2で足が真っ赤になるぐらい暖まる。
これでは来ないわけだと思いながら、改めてpanosonicの松下イズムを感じた。
しかし最近はこの足湯をしてもまだ効かない方が数人いる。
殆どが胃腸障害を持っていて、全員細身の女性である。
そこでこれでもかというぐらい、温める作戦に出た。
まずは腹巻きにホカロン、冷え専用の靴下、食事も骨盤内の血行を上げるものをオーリングテストで選んだ。
それでもダメなら、医療用のホットパック、そして胃腸の内視鏡をやってもらって原因探しと、按腹(お腹のマッサージ)、複数の乳酸菌服用。
終いには遠赤外線で胃や腸を直接暖める方法まで取り入れた。
さすがにこれぐらいやると効果はある。
何事もそうだが、徹底してやらないと身体のスイッチは入らない。
我々の治療は物療なので、どんな刺激をどれくらいやるかが生命線である。
目的はただ一つ。
身体のスイッチをオンにして、自分の持っている力を引き出すことである。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中