夢の描き方

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40代以降でマラソンにはまる方は多い。
先日、マラソンの宗茂先生と話す機会があって、60代でもフルマラソンを2時間40分代という信じられないスピードで走る人がいるという。
そういう人達は昔陸上部だったとか、学生駅伝をやっていたとかという人ではなく、経験のない方達の中に伸びる人がいるという。
昔やっていた人達は伸びないそうである。
全く予想外のことだったので、「宗先生、そういうものですかぁ?」と言ってしまった。
早速、この話をマラソンを始めた方達に伝えた。
「何だ、希望が湧くなぁ。」
そしてそういう方達に、何を目標に走るのですかと聞くと、あまり明確な答えが返ってこない。
健康のためとか、気分がいいとか・・・。
目的なしにただ走っても悪いことはないが、一つの取り組み方としてある方の話しをしたい。
この方は60代で、エージシューターを狙っている。
年令別のトップである。
40代と60代が一緒では40代に勝てるわけがない。
しかし年代別なら、勝てる可能性が出てくる。
59才は可能性がなくても、60才になれば60代で一番若い。
出るレースもニッチなレース。
参加人数も少ないレース。
目的は日本代表。
大人数でも少人数でも1位は1位で、日本代表は日本代表である。
そしてインタビューを受ける。
何を答えるかはもう考えてあるという。
知り合いとお酒を飲んだ時に、「一応、日本代表なんだけど・・・。」とさりげなく言う。
夢の話を聞いているだけで、こちらまで楽しくなってしまう。
素敵な夢の描き方である。

2015年8月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中