強い形質はバッテンで遺伝する

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仕事柄、親子3代の身体を拝見するケースは多い。その中で常に感じていることは、「強い形質はバッテンで遺伝する」ということです。
お父さんの身体の特徴はおばあちゃん(実母)からもらい、その形質は娘にいく。だから娘とおばちゃんが似ている。たとえば骨格がしっかりしていて、筋肉の質が良く瞬発力にむく、疲れ知らずで回復が早い、こういう強い形質は似やすい。
娘が強い形質を持っていると「貴方、お父さん似でしょう。」と言うと、「どうしてわかるのですか?」となる。8割位でそういう現実があると感じている。だからおじいちゃんはこんな方でしょうとか、生まれる子供は男ならこう、女ならこうですよとある程度言える。
こういう事がわかっていると、若い方の治療をするときに役に立つ。以前に坐骨神経痛を持っているお父さんの娘の治療をした。「やがて貴方もこのままだとお父さんと同じ、坐骨神経痛になる可能性が高いから、こういう事に今から気をつけた方がいい。」と言える。「どうしてですか?今は痛くないのに・・・」と言われるが、身体の中にその情報が入っていてやがて出てくるのである。だから今から予防でやっておけば完全に防げなくても、軽くすむ。
最近は結婚しない方が増えているが、お嬢さんをいただくときによく母親を見ろというが、お薦めなのはお父さんを見ることです。強い形質を持った方のほうが健康面では恵まれているように感じています。
こういう話はあまり世間では言われていないように思いますが、万が一嫁が強い形質ゆえに尻に敷かれても責任は取りませんのであしからず。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中