愚痴った方が得をする話

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たまたま常連さんが新聞を読んでいたら、自分の鼻水の症状にピッタリの病名を見つけたという。何ですかと聞いたら、「後鼻漏-こうびろう」だと言う。後鼻漏とは鼻水が喉に落ちてしまうことを言います。鼻をかんでも中々スッキリしません。原因はアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などがありますが、当院ではBスポット療法を勧めています。注射で楽にする方法もあります。いつも何となく鼻がむずむずしているとは言っていましたが、喉に落ちているとは初耳でした。長いこと仕事をしているとうちに来て、色々と愚痴った方が得です。何かいい話を聞かせてくれと言われると何を言っていいのか分かりませんが、「○○が困る。」と言われれば、「それは○○が効きます。○○するといいです。」と答えられる。これは長年の経験がものをいう。人が生きていく中で味わう症状は殆ど同じである。その都度体験をしてこうやるといいというものは掴んでいる。昨日も突然腰が痛くなり、色々な話から巻き爪があることがわかり、治療法や道具の話になった。患者さんは、「私も一生懸命に巻き爪を調べたけど、そういうのは出てこなかった。道具もそんなのがあるのね。それ欲しいわ。」と言っていた。何かのきっかけで普段出てこない話しが出てくる。当院では愚痴った方が得をする。

2016年11月14日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中