気のゆるみと先を見据えての治療

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この時期、気候が温暖になり何となく気が緩む。
風邪を引く人が多かったり、坐骨神経痛や冷え性で悩んだりは、病気に対して無防備になっている証拠である。
寒ければ寒いほど人は気を締めるので風邪を引かないものだ。
冬の間、お腹を暖める治療をしていた方も、もういいかなぁと止めてしまうと途端に胃腸障害が起こる。
そして風邪を引き、下痢をする。
同じパターンの人が日に数人来るから、またかと思ってしまう。
昔から「正五九-しょうごくう」といって正月、5月、9月はお参りや祀りごと・祈願など行われ、自らの生活を慎むということも同時に行われていた。
季節の変わり目としての戒めもあると思う。
治療も季節の変わり目だけでなく、半年先を見ておこなうものもある。
喘息や冷え性、坐骨神経痛などはいい例である。
夏に冷え性対策をしておくと冬が楽である。
春に喘息対策をしておくと、夏秋と楽が出来る。
治療とその効果には少しタイムラグがある。
当院ではご先祖様の病気を調べてもらい、その予防対策をしている。
がんの方なら強い乳酸菌摂取や電磁波対策、高血圧なら塩分と食事指導、免疫関係なら鼻炎・噛み合わせ等のチェックなど。
常に先を見ながら予防をしていくことで、今後起こりうる病気対策をしてる。
「だから言ったじゃない。」とカルテに書かれている方も多いが、今だけではなく将来を見据えての治療も大事である。

2015年8月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中