治療の的確性

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以前にある先生から「治療とは相手の心の力を引き出すこと。」という貴い言葉を頂いた。当時は若くて意味もわからず、「ではどうすればいいのですか?」と伺ったら、「的確性、それ以外に無い。」とご指導を頂いた。
最近、この言葉が胸に刺さる。
最近治療した方でもこれだけ的確性に欠けている。

1.膝痛で患部に注射をしていた-太腿の治療で改善
2.指のケガが原因の背中の痛みを暖めていた-炎症なので冷やす
3.捻挫をしてシップで冷やしていたが治らない-氷を使わないと炎症が取れない
4.腰痛で腰にばかり鍼を打っていた-便秘が原因
5.寝違いで首ばかりを揉んでいた-喘息が原因
6.肋間神経痛が治らない-刺激物の摂取が原因
7.胸が苦しい-痔の治療をしなかった

皆様は「辛いところが悪いところ。」と思っているようだが、身体には何箇所か悪くても自覚症状をださないところがある。違う場所に症状を出す。だから的確にそれを見抜かないと治療で結果は出せない。

結果が出ないのは治療法が間違っているからである。そんなにむずかしい話ではありません。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中