物忘れの治療

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最近数人、物忘れの治療をしたので書いてみたい。先ずcheckする項目は下記の点だ。

1.海馬(かいば-脳の記憶に関わる場所)の機能-重金属沈着・血行不良・感染・神経伝達物質など
2.アルミ鍋などの調理器具

少しわかりにくいと思うが、「脳の中で記憶に関わっている所にどれだけ重金属が溜まっているのか、血行不良や感染を起こしていないか、またどれだけ神経同士が連絡し合っているか。」を診るのである。
当院で治療している方には先ず、アルミ鍋を使っているかを聞く。よくあるケースは嫁入り道具のひとつにアルミ鍋を持参して、壊れないし軽いものだから30年以上使っている。寸胴のアルミ鍋でよく煮炊きしている方である。長年の間に微量、アルミが溶け出しそれが脳に溜まる。The Bi-Digital O-Ring Testを使うと定量出来るので、危険な量か判断する。不幸にも重金属沈着がある場合は中国パセリという重金属を体外に排泄できるハーブを使う。いわゆるコリアンダーである。重金属沈着があると血行不良や感染を起こしやすいので、当然、神経伝達物質も減り、脳が機能しなくなる。つまり物忘れしやすくなる。
ある奥様にこの話をしたら、すぐにアルミ鍋を捨ててステンレス鍋に変えた。これで我が家は大丈夫といった感じである。しかしご主人がお見えになって、どうも頭がスッキリしないという。頭を測るとアルミの数字が高い。これはてっきり鍋を捨てたとは言っていたが裏で使っていたに違いないと奥様に聞いたら、「捨てた。」という。おかしいと思ってご主人に聞いたら、「30年以上、毎日アルミ缶のビールを飲んでいますが関係ありますか?」と言われて目が点になってしまった。これではいくら奥様がアルミ鍋を捨てても効果がないと理由がわかった。ご主人にはアルミ缶はほどほどにして戴き、中国パセリと頭の感染を治療する荏胡麻のカプセルを3週間ほど続けて戴き、治療効果が出てきた。やれやれである。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中