足がつる

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仕事柄、「足がつって困る。」という話はよく聞く。車の運転やプールで泳いでいるときはとても危険なので、悩みも真剣である。原因は血行不良や筋肉が硬くなってしまうと起こる。医者に行くとカルニチンを補う薬を出されたりする。漢方では我々は68番と言っているが、芍薬甘草湯が有名である。辛くなってから飲んでも効く。外出時などは持参するといい。この足がつるというのは少しやっかいなことがある。我々が脛などを治療していてもつってしまう。そうなるとふくらはぎを圧迫したり、足の親指を曲げたりするが、ビックリするぐらいふくらはぎが硬くなっている。これでは痛みはきついわけである。足がつったのだから我々がほぐせば良い感じがするが、現実は逆である。私などは殆ど1回でも治療中に足がつった場合は治療を止めてしまう。経験上またつることを知っているからである。理由は良くわからないが、頑張って硬いふくらはぎをほぐせばほぐすほどまたつりやすくなってしまう。だから足はいじらないようにしている。まるで治療して何かのスイッチを入れてしまったように感じている。いじるだけ泥沼に入っていく。特にこういう場合注意が必要なのは、スーパーなどで冷凍食品の側に居ることである。ビックリするぐらい冷える。つったら1度足湯などで冷えを解消して頂きたいといつも思っている。これから冷房でつる方も多いと思うが、68番ぐらいは用意しておいた方がいい。

2017年6月6日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中