身体の中に病気の種

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体の中には病気の種が入っています。親子3代で何組かの方達の身体を診ていますが、まさにコピーでおじいちゃんのこの部分が孫のここに出ているとか、お母さんのこの体質が息子に出ているとかよくわかります。私自身、祖父が脳梗塞で父が糖尿病ですから、やがてはそうなる可能性が極めて高いわけです。40才の頃、父に何才で糖尿病になったかと聞いたら、「42才」と言っていましたので気をつけていましたが、どういうわけかその頃、夜中に満腹でないと寝られなくなり、中性脂肪が600(正常値は150未満)にも上がり、医者から立派な高脂血症だと注意されました。やはり病気の種が自分の体の中にも入っているのだと感じました。食事療法とか気をつけなければ今頃は糖尿病になっていたでしょう。子供の頃は病気に縁がなくても、大人になるとその種が成長して、芽が出て蕾になり、やがては病気の花を咲かせる。生活習慣や予防でその種が大きく成長するか、殆ど成長しないかはその方の生き方によると思います。ですから当院におこしの方達には先祖の病気を詳しく調べるよう指導しています。自分はコピーだと思えば、完全でないまでも予防が出来ます。大難を小難に変えることは可能です。親の病気を自分も味わうと思っていた方が生きるのが楽です。まさに遺伝子に書かれた病気の種です。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中