風邪の予防に関して

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この時期、風邪でこられる方も多い。
咳もこじらすとなかなか抗生剤で止まらない。
出来る限り風邪の初期に手を打ちたいが、具体的に何をしていいかわからないという声を聞く。
手軽に出来る風邪の初期対策や予防の話をしたい。
まずお薦めするのが、乳酸菌である。
乳酸菌と思われるかもしれないが、鼻や喉の粘膜を強くするにはまずは腸を元気にしないとなかなか改善しない。
腸が弱いと風邪も引きやすく、引くと治りにくい。
まずは腸の対策が第一である。
次に葛根湯など有名だが、あれは風邪の引きはじめしか効かない。
説明書に「風邪の引きはじめに」と書いてある。
ひどくなるとあまり効果がない。
つぎに風邪を引くと咳が出る方は龍角散がお薦めである。
咳が出てから飲むのではなく、出そうなときから飲んでおくと予防として使える。
つぎにベポラップだ。子供用と思っているかもしれないが、大人にも効果がある。
あとは乾布摩擦。昔はよく子供が裸になってやっていたが最近は見ない。
漢方では皮膚を強くすると呼吸器が強くなる事がわかっていて、普段朝起きたときや風呂上がりに習慣にしてもらいたい。
擦る場所は腕や喉、胸がいい。真っ赤になるぐらい、乾いたタオルでやって戴きたい。
ミミズ腫れを起こすぐらいの刺激量がいい。
次に鼻洗浄。鼻からお湯を入れて口から出す。
ツーンとくるが効果は高い。
次に寝るときに首の周りにタオルをまくこと。
鍼灸では風邪の時の鼻水を止めるのに、首の後ろのツボにお灸をする。
寝るときに首に巻いて保温しておけば予防になる。
出来ることから実行して戴きたい。

あと、お年寄りは人のお見舞いには行かない方がいい。
病院自体が菌だらけで、人混みや出来れば葬儀なども控えてもらいたいと感じている。
体調が悪いときは義理を欠くぐらいの気持ちの方が身を守れる。

少し余談だが、医療関係者は風邪をあまりひかない。
小児科や内科、看護師がゴホゴホしているのをあまり見たことがないと思う。
私自身、10年間ぐらい風邪をひいた記憶がない。
特に小児科など子供からもらった風邪は治らないというが、医者は大丈夫だ。
理由は簡単で少しずつ菌やウィルスをもらうからである。
診察自体、数分なので長い時間関わっていない。
接する時間が短いからである。
菌やウィルスも少量であれば免疫も大丈夫だ。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中