高血圧予防

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親が高血圧で治療を受けていて、子供も高血圧の場合は予防の話になる。血圧が高いことを意外と簡単に考えている方が多く、医者で薬をもらっているから大丈夫と思っている方は多い。高血圧を予防をする考え方をお話ししてみたい。

1.塩分制限
2.鼻炎の治療
3.心臓の精密検査
4.脳ドック
5.腎機能検査
6.寝室の電磁波環境
7.手足のこり・首のゆがみ

まず1の塩分制限はよく言われていることなので説明の必要はないと思う。6g/日とか言われるが、外食ばかりの方や美食の方にはなかなか達成しにくい数字だろう。
2の鼻炎に関しては意外かもしれない。最近は肺炎を起こす、クラミジア・ニューモニアが動脈硬化に関わると言われており、鼻炎や喉の弱い方、扁桃に炎症がある方など、空気の通り道に問題があるとクラミジア・ニューモニア感染の可能性があり、血管の問題を起こしやすい。鼻炎は専門の所で完治させておきたい。
3は簡単な心電図しかとっていなくて、心エコーやホルター(24時間連続心電図)、負荷試験などの検査を受けていない方が多い。町医者で簡単な心電図だけで済ませている方は1度まとめて検査を受けて頂きたい。今はアブレーションといって不整脈もかなり治療できるようになって、昔だったら治療しなかったものが完治出来るようになっている。
4は血管で一番怖いのは脳出血か心筋梗塞である。それは一発で逝ってしまうからである。がんなら末期と言っても数ヶ月は時間があるが、クモ膜下出血などは25%ぐらいが即死である。昔だったら気がつかなかった脳動脈瘤も数ミリ単位のものまで見つかる時代である。
5の腎機能は高血圧とあまりつながりを感じないかもしれないが、腎臓が悪いと心臓の圧が上がる。心臓から出た血液は初め腎臓に入り込むため、腎臓の機能障害があると高血圧は避けられない。ちゃんと腎臓も調べてもらおう。
6は頭に長い時間電磁波を浴びせ続けるとよくないという話である。携帯電話の使用が子供の頭に影響があると問題になっているが、寝室の場合は時間が長いので枕元に冷蔵庫やワインセラーを置くことはやめて頂きたい。
7は手足がこると先程の腎臓と同じで心臓の圧力を上げないと末端に血液が行かないので、どうしても血圧は上がる方向になる。手足がこるのはストレスや重い物を持ったり、作業をしたあとなのでちゃんと処置をしておけば大丈夫である。首のゆがみがあると頭に血液が行きにくり、頭が働かなくなる。身体のセンサーのレベルも下がり、自分の体調がどうなっているのかもわからなくなる。首がスッキリしていると頭もスッキリで自分の体調が良くわかる。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中